2004 Fiscal Year Annual Research Report
東アジアとその周辺地域における伝統的地理思考の近代地理学の導入による変容過程
Project/Area Number |
16202023
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Research Institution | International Research Center for Japanese Studies |
Principal Investigator |
千田 稔 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (20079403)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石原 潤 奈良大学, 文学部, 教授 (70080265)
金坂 清則 京都大学, 大学院・人間・環境学研究科, 教授 (00092825)
秋山 元秀 滋賀大学, 教育学部, 教授 (00027559)
八木 康幸 関西学院大学, 文学部, 教授 (80122224)
南出 眞助 追手門学院大学, 文学部, 教授 (80111904)
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Keywords | ベトナム地理学 / 世界認識 / 地図史 / 世界地図 / 東アジア / 中国の地理学 / 近代化 / 明治天皇 |
Research Abstract |
今年度は原則全員参加の4回の研究会を開き、下記3冊のニューズレターを刊行した。 第4回については印刷中。 (1)NO.1 ベトナム地理学の現状 明治天皇をめぐる世界地理認識 (2)NO.2 地図史における「廻り検地」の意義とその評価 世界地図を前提とする日本像 (3)NO.3 東アジアをめぐる諸問題 第4回は中国の地理学研究者を招いて「中国近代地理学の成立と伝統的地理思考」で開催した。 呉 伝鈞 「中国地理学発展略史」 周 振鶴 「明末中国地理学の近代化の二つの側面」 唐 曉峰 「アメリカの地理学者 CRESSYと中国」 中国からお招きした3人の研究者の報告は、今回の科研のテーマに即したもので大変有意義であった。 また日本の近代の測量術が中国にもたらされたという日本側の報告は中国からの研究者に強い印象を与えた。
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Research Products
(7 results)