2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16203009
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
菅 英輝 九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 教授 (60047727)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
初瀬 龍平 京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (40047709)
藤本 博 南山大学, 外国語学部, 教授 (70165421)
油井 大三郎 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50062021)
秋元 英一 千葉大学, 法経学部, 教授 (00064113)
松田 武 大阪外国語大学, 副学長・理事 (20093495)
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Keywords | アメリカの戦争 / 世界秩序 / パワー / 軍事力 / 正統性 / アイデンティティ / 冷戦 / 戦争 / 経済 / 軍産複合体 |
Research Abstract |
本年度は、共同研究の初年度なので、研究分担者全員による発表と意見交換を通して、問題意識の共有化と、それにもとづく各研究分担者の研究課題の設定、資料収集に重点を置いた。研究活動および研究の進捗状況は以下の通りである。 (1)第一回研究会(2004年7月24日〜25日)。24日にカミングスシカゴ大学教授と秋田茂大阪大学教授による本研究テーマ全体に関わる報告をお願いし、全体で討議を行った。それを踏まえ、25日は研究代表者によるプロジェクトの趣旨説明に続き、研究分担者の研究テーマをめぐる協議を行い、今後報告してもらうテーマの決定およびグループ分けを行った。(2)第二回研究会(11月13日)。藤本、土佐、岩下、寺地の4名が研究テーマ、内外の研究動向、問題点につき報告し、全体で討議を行った。(3)第三回研究会(12月18日、19日)。初瀬、松岡、マーク・ガリッキオ、橋口、我部の6名が同様に報告し、討議を行った。(4)第四回研究会(1月22日、23日)。中嶋、李、油井、秋元の4名が同様に報告し、討議を行った。(5)年間を通じて、全員が報告し、研究テーマの確認を行うと共に、研究分担者各自がそれぞれのテーマにもとづき文献収集、インタビュー、調査を行い、研究成果の一部を公表した。(6)菅、藤本、松田、中嶋の4人が海外で資料収集や関係者とのインタビュー、海外研究協力者との意見交換を行った。同様に、松岡、初瀬、大津留の3名が国内で同様の活動を行った。(7)本研究のホームページを作成し、研究会に出席できなった分担者のために、各研究会での報告内容が把握できるようにするため報告レジュメの掲載を行い、研究に関する情報交換を積極的に進めた。また、研究活動の概要を英文でも掲載し、海外の研究者と情報交換にも努めた。(8)本研究は、理論版、歴史・現状分析班、アメリカ市民社会班の3グループから構成され、国際関係の理論、アメリカ外交史、アメリカ社会論など研究領域も異なるため、異なる研究領域間での問題意識の共有に努め、2年度目からの活動につながる有機的学際的な研究体制が組まれた。(9)研究代表者は海外の研究協力者との情報交換にも努め、2年目から3年目にかけての研究日程(仮)を提示し、参加希望日を調査したので、次年度は海外研究協力者を積極的に招き、彼らとの問題意識の共有化、研究成果の英文での刊行の協議を進めたいと考えている。
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Research Products
(21 results)
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[Book] 新版アメリカの歴史2004
Author(s)
油井 大三郎 編
Total Pages
271
Publisher
放送大学教育振興会
Description
「研究成果報告書概要(和文)」より
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