2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16203009
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Research Institution | Seinan Jo Gakuin University |
Principal Investigator |
菅 英輝 西南女学院大学, 人文学部, 教授 (60047727)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
初瀬 龍平 京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (40047709)
藤本 博 南山大学, 外国語学部, 教授 (70165421)
秋元 英一 千葉大学, 法経学部, 教授 (00064113)
土佐 弘之 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (70180148)
松田 武 大阪外国語大学, 理事・副学長 (20093495)
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Keywords | アメリカの戦争 / 世界秩序 / パワー / 軍事力 / 正統性 / アイデンティティ / 冷戦 / 戦争 / 経済 / 軍産複合体 |
Research Abstract |
昨年度は分担者全員に発表してもらったので、本年度は主として外部から知見提供者を招き、それぞれのテーマの研究を深めてもらうと同時に、さらなる問題意識の共有化をはかるべく、別途3班の責任者による会合をもち、2年間の総括と問題点の検討、今後の出版に向けた協議を行った。研究活動および研究の進捗状況は以下の通りである。第一回目の研究会は、秋田茂(大阪大学)科研「グローバルヒストリーの構築とアジア世界」と共催した。 (1)第一回研究会(05年7月16日〜17日)。帝国を共通テーマに、古矢旬(北海道大学)、五十嵐武士(東京大学)、佐々木雄太(愛知県立大学)、Bruce Cumings(University of Chicago)、山下範久(北海道大学)の各氏による報告と討論を行った。(2)第二回研究会(9月24日〜25日)。メディアと戦争報道および冷戦をテーマに、三浦俊章(朝日新聞・論説委員)、梅原季哉(朝日新聞外報部)、土佐(分担者)、Qiang Zhai(Auburn University)、石井明(東京大学)の各氏による報告および討論。その後、今後の研究会の進め方についての話し合いをもった。 (3)第三回研究会(11月6日〜7日)。冷戦と冷戦後の秩序をテーマに、下斗米伸夫(法政大学)、柄谷(分担者)、納家正嗣(一橋大学)の各氏による報告と討論。予定していたRobert McMahon教授が奥様の病気のため出席できず、次年度7月来日に変更となった。(4)第四回(2月4日)。3班の責任者5名が集まり、本年度の問題点の検証と次年度の出版に向けた協議を行った。(5) 海外研究協力者2名を招聘。菅、初瀬、秋元、土佐の4人が海外で資料収集、インタビュー、海外研究協力者との打ち合わせなどを実施した。(6)昨年同様、本科研のホームページに報告レジュメや活動経過を掲載し、分担者同士の意見交換を促進すると同時に、海外研究協力者との意志の疎通も心がけた。
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Research Products
(23 results)