2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16203016
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
橘木 俊詔 京都大学, 経済学研究科, 教授 (70112000)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
苅谷 剛彦 東京大学, 教育学研究科, 教授 (60204658)
佐藤 俊樹 東京大学, 総合文化研究科, 助教授 (10221285)
大竹 文雄 大阪大学, 社会経済研究所, 教授 (50176913)
太田 聡一 名古屋大学, 経済学研究科, 助教授 (60262838)
川口 章 同志社大学, 政策学部, 教授 (50257903)
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Keywords | 意欲促進 / 分配問題 / 公平性 / 教育 / 人的投資 / 税制 / 階層化 / 資産蓄積 |
Research Abstract |
平成17年度は、人的資本の蓄積と資産の世代間移転との関連について、特に補習教育への支出行動に着目しながら分析を進めた。本研究のために、アンケート調査を行った。アンケート調査の概要は次の通りである。 1.調査名:『階層化する日本社会に関するアンケートII』 2.調査期間:実際に本調査を行った期間 2005/11/10〜2005/11/30 3.回答率 本調査配信数 6813件→回収数5502件(80.8%)、有効回答数5473 本調査では、2004年度調査との接続が可能となるように、2004年度調査と同一調査対象者に対して調査を進めた。調査項目としては、特に子供への補習教育の実態および、本人の教育環境および家庭環境に関する質問と、本人の所得および職業等に関する関係を明らかにするための質問を行った。本調査結果を基に、社会階層化に関する分析を進めており、階層化に対して教育環境等の要因がどのような影響を与えているかについて研究を進めている。 研究成果としては、下記に記したように、日本における分配状態と公平性との関連についての研究、税制と労働意欲との関係、スキル陳腐化リスクを考慮に入れた教育投資インセンティブとの関連を分析した研究等について、著書および論文として発表している。
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Research Products
(15 results)