2005 Fiscal Year Annual Research Report
EU拡大がユーロ域・中東欧諸国の実体経済及びユーロの役割に及ぼす効果に関する研究
Project/Area Number |
16203023
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
藤田 誠一 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (40135778)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保 広正 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (80314459)
小川 英治 一橋大学, 商学研究科, 教授 (80185503)
吉井 昌彦 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (80191542)
クラフチック M 福岡大学, 経済学部, 教授 (70299535)
白井 早由里 慶應義塾大学, 総合政策学部, 助教授 (80306886)
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Keywords | EU拡大 / ユーロ / 最適通貨圏 / 中東欧諸国 / ERMII / 通貨危機 / 欧州中央銀行 / アジアの通貨制度 |
Research Abstract |
本年度は、海外の研究協力者として、ヴァストルップ教授(デンマーク・オルフス大学)とデイビット-バレット氏(ハンガリー・ブダペスト経済研究所主任研究員)を招聘し、『ユーロのないヨーロッパ』と題して、神戸大学、一橋大学、福岡大学でセミナーを開催し、意見交換を行った。また、本年4月の日本金融学会で「欧州通貨統合と新規加盟国」をテーマに、海外研究協力者であるホッホライター教授(オーストリア中央銀行・ウィーン大学)をパネリストにクラフチックがコーディネータを務めるセッションを企画した。研究分担者間の研究成果に関する意見交換は、上記のセミナー以外にも学会やEUIJ関連の諸セミナーなどでの報告や討論を通じて適宜行った。2-3月には、久保がEU大学などを訪問し、海外研究協力者との意見交換を行った。 本研究に関する研究報告としては、以下のものがあげられる。(1)小川英治"Linkage of New EU Countries to the euro"(日本経済学会6月4日)、(2)クラフチック「ユーロと新規加盟国」(神戸大学金融研究会7月9日)、(3)久保広正"Integration and Transformation(京都大学COE国際コンファレンス11月26日)、(4)吉井昌彦"Impact of Accession to EU on Market Transition in Romania"(同上)、(5)クラフチック「EMU拡大の政治的ビジョンと経済的現実」(六甲フォーラム3月3日)、(6)藤田誠一「ユーロの国際的役割」(一橋大学EUIJ経済セミナー3月6日)。 研究代表者・研究分担者の主要な研究成果の公表については、裏面を参照されたい。
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Research Products
(6 results)