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2006 Fiscal Year Annual Research Report

仮想アシスタントを用いた対話的映像コンテンツの自動取得と利用

Research Project

Project/Area Number 16300023
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

中村 裕一  京都大学, 学術情報メディアセンター, 教授 (40227947)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 黒橋 禎夫  京都大学, 情報学研究科, 教授 (50263108)
尾関 基行  京都大学, 学術情報メディアセンター, 助手 (10402744)
葛岡 英明  筑波大学, システム情報工学科, 教授 (10241796)
Keywordsマルチメディア / 対話メディア / 映像処理 / 自動撮影 / 自動編集 / 自然言語処理 / 映像メディア / コミュニケーション
Research Abstract

被支援者の状態,作業状況の認識:作業状況の推定とその結果に基づく適切な支援提示を行うためには,ユーザがどのような作業段階をどのように進めているかを知る必要がある.本研究では,机上作業を対象として,ユーザの手の検出,手に持った物体(把持物体)の追跡,認識,形状や体積の計測,変化の検出等の計測・認識処理に取り組み,新しい手法を提案した.その結果,物体や背景に関する予備知識が無い場合でも比較的安定にこれらの計測・認識が行えることを確認した.
映像コンテンツを用いた教示機能:作業の支援手段として,前もって記録されインデックスの付けられた映像を用いる.次の操作説明,間違いの修正,将来的な選択肢の提示など,種々の情報をわかりやすく提示する.そのために,作業段階に合わせた情報提示を実装し,その効果を確かめた.
エージェントの振る舞いと仮想アシスタントとしての動作設計:仮想アシスタントとして,CGエージェントやロボット等を利用する際の振る舞いとユーザに対する影響について調査を行った.これにより,人工エージェントのコミュニケーションモデルでメタ表示の概念を取り入れる重要性やエージェントが人間の心象を意図的にコントロールできる可能性を示した.また,実際にペットロボットの動作を設計し,作業支援システムの内部状態を呈示したり,状況認識のためにロボットの動作を援用することを試み,その可能性を確認した.
教示・説明用コンテンツ取得のための自動映像取得システムと映像編集技術:我々の研究グループでは,従来から映像の自動撮影の問題を扱ってきたが,教示コンテンツ取得のための自動撮影インタフェースとして種々の方法を試し,有効性の確認を行った.また,対話シーンの撮影やその自動編集など,将来的に幅広いコンテンツを扱うためのパイロット的なシステム構築とその有効性の確認を行った.

  • Research Products

    (6 results)

All 2007 2006

All Journal Article (6 results)

  • [Journal Article] 対話型作業支援システムにおけるロボットの補助効果に関する研究2007

    • Author(s)
      板原達也, 葛岡英明, 山下淳, 山崎敬一, 中村裕一, 尾関基行
    • Journal Title

      情報処理学会論文誌 48-2

      Pages: 949-957

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [Journal Article] ユーザの性格に応じた気に入ってもらえる調理アドバイスの構成2007

    • Author(s)
      長光左千男, 野田真樹子, 山肩洋子, 中村裕一, 美濃導彦
    • Journal Title

      情報処理学会論文誌 48-2

      Pages: 701-710

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [Journal Article] 人工エージェントとのインタラクションを援用した物体認識システム2007

    • Author(s)
      宮田康志, 青山秀紀, 尾関基行, 中村裕一
    • Journal Title

      信学技報 MVE2006-74

      Pages: 19-24

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [Journal Article] Evaluation of Self-Editing Based on Behaviors-for-Attention for Desktop Manipulation Videos2006

    • Author(s)
      M.Ozeki, Y.Nakamura
    • Journal Title

      IEEE Int'l Conference on Multimedia and Expo (CD-ROM)

      Pages: MA2-L5.2

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [Journal Article] 会話シーンを対象とした自動撮影・編集システム2006

    • Author(s)
      西崎隆志, 尾形涼, 中村裕一, 大田友一
    • Journal Title

      電子情報通信学会論文誌 J89-DII-7

      Pages: 1557-1567

  • [Journal Article] 人工エージェントのノンバーバル表現とメタ表示の関係2006

    • Author(s)
      尾関基行, 青山秀紀, 中村裕一
    • Journal Title

      第二回デジタルコンテンツシンポジウム (CD-ROM)

      Pages: 5-7

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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