2005 Fiscal Year Annual Research Report
ソフトコンピューティングによるクラスター分析に関する国際拠点形成(ミニCOE)
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16300065
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
宮本 定明 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (60143179)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
イリチュ 美佳 (佐藤 美佳) 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 助教授 (60269214)
遠藤 靖典 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 助教授 (10267396)
市橋 秀友 大阪府立大学, 大学院工学研究科, 教授 (30151476)
本多 克宏 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 助手 (80332964)
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Keywords | クリスプc-平均法 / ファジィc-平均法 / カーネルトリック / 競合学習 / 不確実データ / 多次元尺度法 / 重み付き最小二乗法 / 主成分分析 |
Research Abstract |
本研究は、ソフトコンピューティングによるクラスター分析の研究を推進するとともに、我が国の研究レベルの高さを世界に周知させ、研究拠点を形成する目的をもつ。今年度も、昨年度と同様に大別して、2種類の活動を行った。 1.クラスター分析研究の推進 1.1非線形境界をもつクリスプおよびファジィクラスタリングアルゴリズムの高度化、特に、内積を基準とするアルゴリズムの研究 1.2内積を利用した場合のSOMや競合学習とカーネルトリックを利用した非線形クラスタリング技法 1.3多変量解析手法とクラスタリング手法、カーネル技法との融合、繰り返し重み付き最小二乗法の利用 1.4不確実性を含むc-平均法の新たな定式化 1.5情報検索への応用の継続 1.6マルチ集合モデルと内積を用いたカーネル競合学習クラスタリングアルゴリズム 1.7クラスター資格化技法 1.8クラスター妥当性基準のアルゴリズム評価への応用 1.8多次元尺度法とクラスタリング、非対称データの取り扱い 2.拠点形成活動 2.1FUZZ-IEEE2005国際会議において、ファジィクラスタリング特別セッションを開催し、上記諸研究を含む研究発表を行った。 2.2MDAI2005国際会議を筑波大学大学院システム情報工学研究科リスク工学専攻によって主催し、ファジィクラスタリング特別セッションを開催し、上記諸研究を含む研究発表を行った。 2.3その他、SMC、NOLTAなど著名国際会議において、上記研究成果のいくつかを発表し、普及活動に努めた。 なお、クラスタリングの方法論や諸成果に関する英文専門書原稿を現在準備している。
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