2007 Fiscal Year Annual Research Report
脳内時間コーディングに関与する神経ダイナミクスの実証論的理論研究
Project/Area Number |
16300068
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
篠本 滋 Kyoto University, 大学院・理学研究科, 准教授 (60187383)
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Keywords | スパイク統計 / 待ち時間課題 / 局所変動係数 |
Research Abstract |
空間コーディングに関する実験的研究について申請者はこの実験データ解析を行い,共同研究論文がLJ. Neurophysiol.誌に発表された.現在試験的実験を開始しており,そこで得られるデータに対して,数理モデルをフルに用いた考察を加えた総合的研究として発展させる計画である.時間コーディング関する実験は,サルの訓練に忍耐を要するものであり,その実験期間は数年にわたっている.研究は実験の成否に左右されるが,これまでに得られた結果もあるので,あと数年で成果を出すことができると考えられる.理論モデルの研究はすでに開始しており,その一部はすでに理論論文にしている.神経スパイク時系列データの解析に関してはレート推定の方法,不規則性の推定などの研究がきわめて順調に推移している(Neural Computation, 2007; J. Phys. A, 2007).スパイク時刻予測の成果も出始めている(Physical review E 2007).
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Research Products
(3 results)