2004 Fiscal Year Annual Research Report
授業中に発現する能動的学習行動が学習促進に及ぼす効果に関する実証的検証
Project/Area Number |
16300276
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
野嶋 栄一郎 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20000086)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
向後 千春 早稲田大学, 人間科学学術院, 助教授 (00186610)
浅田 匡 早稲田大学, 人間科学学術院, 助教授 (00184143)
西村 昭治 早稲田大学, 人間科学学術院, 助教授 (30207493)
齋藤 美穂 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (90288043)
魚崎 祐子 早稲田大学, 人間科学学術院, 助手 (20386650)
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Keywords | 教授学習行動 / 小学校 / 中学校 / 挙手行動 / アンダーライニング / ノートテイキング |
Research Abstract |
(1)授業中における教師・児童生徒の教授学習行動のビデオ記録収録(野嶋,浅田,向後,齋藤,魚崎)。 調査校としては所沢市三ヶ島小学校,山口中学校,千葉県館山市立北条小学校の3校を用いた。授業記録は原則として各学年2クラス(国語教科)とした。出来るだけ安定したデータにするため、同一クラスで5回程度の繰り返しを持つものとする。クラスの全景をカメラに収めるため、3台のビデオカメラにて撮影した。教師の音声は特にICレコーダによって鮮明に記録することに努めた。これらのデータを確保するため、各学校につき4人の学生からなる研究補助員が必要となった。 (2)授業記録のデータベース化(西村,魚崎) 各授業記録はプロトコル化され、時間記録を付加され、デジタル化された映像情報と対応付けられる。教師・児童の行動記録はカテゴリーシステムを利用しコード化・記録されデータベース化される。 (3)授業中のアンダーライニング,ノートテイキング,挙手行動にかかわる調査(野嶋,浅田,向後,齋藤,魚崎) (2)で作成されたデータベースから教師の発問行動を検索し、それに対応した学習者の応答行動場面を抽出する。先に示したように3台のカメラで撮影された3つの映像からなる応答行動場面より、学習者の応答行動を抽出し、特に挙手行動に関し、個人ごとに記録する。このデータは小学校6学年,中学校3学年の9学年にわたる年齢横断的データとなる。学年ごとにデータの標準化を行い、9学年にわたり比較可能なデータにする。
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Research Products
(1 results)