2004 Fiscal Year Annual Research Report
メタボロミクスを基盤としたモデル植物と実用植物との比較ゲノム学
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16310137
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Research Institution | Chiba University |
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Principal Investigator |
山崎 真巳 千葉大学, 大学院・薬学研究院, 助教授 (70222370)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
斉藤 和季 千葉大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (00146705)
野路 征昭 千葉大学, 大学院・薬学研究院, 助手 (80271534)
高山 廣光 千葉大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (90171561)
北島 満里子 千葉大学, 大学院・薬学研究院, 講師 (60195261)
有田 正規 東京大学, 新領域創成科学研究科, 助教授 (10356389)
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| Keywords | メタボロム / トランスクリプトム / モデル植物 / 実用植物 / アントシアニン / アルカロイド / フラボノイド / 生産制御 |
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| Research Abstract |
1.シロイヌナズナにおけるアントシアニン変異体(pap1-D変異体)特異的遺伝子の機能解析
マイクロアレイ解析によりpap1-D変異体特異的に発現が上昇していることが示された糖転移酵素遺伝子ならびにアシル基転移酵素遺伝子について、それぞれのノックアウトラインにおけるフラボノイドの配糖化およびアシル化パターンの変化から、それぞれの遺伝子産物の機能が明らかになった。
2.シソにおけるアントシアニン変異体(アカジソ)特異的遺伝子の機能解析
PCR-select subtraction法によりアカジソ特異的遺伝子断片として得られたグルタチオンS-転移酵素(GST)ホモログ遺伝子およびカルコン異性化酵素(CHI)ホモログ遺伝子の塩基配列をもとに、それぞれの全長cDNAクローン,PfGST1およびPfCCHI1,を得た。PfGST1は、シロイヌナズナにおけるホモログ遺伝子欠損変異体の葉柄におけるアントシアニン蓄積を相補し、PFGST1がアントシアニン蓄積に関与するGSTであることが示された。
3.チャボイナモリ毛状根におけるカンプトテシン生産特異的遺伝子のプロファイリングと機能解析
植物ホルモンの添加により脱分化しアルカロイド生産能を失った毛状根由来の懸濁培養細胞とカンプトテシン高生産毛状根を用いてPCR-select subtraction法により毛状根特異的遺伝子をプロファイリングした。その結果、既知のトリプトファン脱炭酸酵素(TDC)、ストリクトシジン合成酵素(STR)遺伝子の他に、ゲラニオール10-水酸化酵素(G10H)、セコロガニン合成酵素(SLS)、複数のP450、ABCトランスポーターおよび転写調節因子のホモログ遺伝子断片が得られた。さらにこれらの配列をもとにRNAiコンストラクトを作製し、RIバイナリーベクター系によりチャボイナモリ植物を形質転換し毛状根を得た。
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Research Products
(6 results)
