2005 Fiscal Year Annual Research Report
生命倫理の全体像展望のための基礎としての英米独仏日本の生命倫理の比較思想論的研究
Project/Area Number |
16320002
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Research Institution | Teikyo Heisei University |
Principal Investigator |
飯田 亘之 帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 教授 (90009663)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 尚武 京都大学, 名誉教授 (10011305)
松田 純 静岡大学, 人文学部, 教授 (30125679)
忽那 敬三 千葉大学, 文学部, 助教授 (70192028)
菊地 惠善 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 教授 (30186192)
盛永 審一郎 富山大学, 薬学部, 教授 (30099767)
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Keywords | 重要生命倫理法 / 人間尊厳論 / 安楽死 / ES細胞 / 遺伝子操作 / 再生医療 / 人間改造 |
Research Abstract |
テーマは、英米、独仏、日本に焦点を定めた生命倫理思想の比較思想論的研究で、それを人間尊厳概念と生命の神聖性、遺伝子操作と人間改造、重要生命倫理法、安楽死等に関して比較思想論的観点から研究した。 グループ全体としては、2005年3月5日に招いた(1)ヂュッセルドルフ大学教授D・ビルンバッハー氏との議論を『ビルンバッハー講演会記録』として纏めた。問題として残された、(2)人間の尊厳概念に関して、ファイザーヘルスリサーチ振興財団 国際共同研究(B)(研究代表飯田亘之)・科研費基盤研究(B)(2)16320001グループと共同で7月31日、研究会を持った。議論の成果の一部は『応用倫理学研究』3(北大刊)、並びに『生命科学における倫理的法的社会的諸問題』III(本科研成果出版物)に掲載。(3)9月24日、他の科研費基盤研究(B)(2)15320002グループ等と共同でボン大学M・フックス博士、チュービンゲン大学教授R・フォレス氏、ペンシルバニア大学教授W.ラフルーア氏他を招きケア概念を軸に生命倫理の比較文化論的研究を行った。議論の成果は基盤研究(B)(2)15320002の報告書に掲載される。(4)10月16日、効果的な生命倫理政策で注目されるイギリスの胚研究に関して研究会を持った。研究の成果は追って刊行の予定。(5)2月発行の『生命科学における倫理的法的社会的諸問題』IIIには前年度に行った外国人研究者P・ベッキ教授との研究会記録の他、J・ファインバーグの論文、フランスCCNEの報告書等を翻訳し収録した。エンハンスメント及び人間改造論に関する論文ならびにエンハンスメント関連文献目録も掲載した。個人ならびに小グループの研究活動に関する詳細は割愛する。
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Research Products
(53 results)
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[Book] 現代人の倫理学2006
Author(s)
加藤 尚武
Total Pages
166
Publisher
丸善株式会社
Description
「研究成果報告書概要(和文)」より
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