2006 Fiscal Year Annual Research Report
世界肯定の論理と技法-臨床哲学と比較思想との統合的国際的研究
Project/Area Number |
16320006
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
古東 哲明 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 教授 (10153777)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 憲雄 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 教授 (80179506)
原 正幸 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 教授 (10092305)
中村 裕英 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 教授 (60172433)
青木 孝夫 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 助教授 (40192455)
桑島 秀樹 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 助教授 (30379896)
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Keywords | 臨床哲学 / 生の不安と輝き / 世界肯定 / 比較思想 / 美的経験 / 論理と技法 / ニヒリズム / 痛苦の現場 |
Research Abstract |
1.研究実習・研修会の開催と実践的コラボレーション:臨床哲学研究会(17回)および新設の人間文化研究会(13回)を開催した。比較文化例会や比較文化研究大会も継続した。新皇ゼミナール(11回)を通じ広島県の政・財・官のトップリーダーたちへの思想啓蒙活動を行った。また先端でご活躍の思想家(今道友信、石田秀実、上田紀行、熊野純彦各氏)をお招きし研修講演会(5月26日、6月30日、11月22日、12月22日)を開催すると同時に、長時間にわたる実技指導、ワークショップを行なった。 2.海外調査・研修:原が中国(武漢市、武漢音楽学院/昆明市)、町田も中国(雲南省、民俗宗教学的調査)へ渡航し、現地調査・資料収集にあたるとともに、海外研究者との研究交流を行った。 3.電子装置整による研家環境づくり:購入したパソコンを駆使し、本科研の基幹ホームページを拡充するととも、データベース構築を深化させ、内外の研究者や関心ある医療現場・学校教育・宗教的治癒現場のスタッフ・経済界および一般市民との交流環境を整備した。 4.資料室・機械室設営と図書収集・工房環境整備:現代思想資料室、芸術工房等をさらに整備し、芸術学、応用倫理学、現代哲学、医療法科学に関する諸文献を収蔵し、関心ある研究者が常時閲覧できるようにするとともに、カメラや各種電子機器による実習環境をさらに整えた。 5.理論構築と実践的技法の探求:上記資料の精密な解読により、1や2の研修や調査とも関連づけながら、諸論文を執筆し、あたらしい肯定哲学や実践理論や倫理理論や美学を展開し始めた。 6.機関誌及びニューズレターの編集と発刊:執筆者を内外ひろく募り、新規購入の印刷機器を駆使し、『臨床哲学研究』第7号および『比較文化研究』第28号を編集し発刊した。またニューズレター『制作科研通信』や、本科研研修会の告知ポスター等を定期的に多数発刊した。
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Research Products
(15 results)