2004 Fiscal Year Annual Research Report
大規模コーパスを用いた日本人英語学習者用の語彙リスト構築と教材分析システムの開発
Project/Area Number |
16320076
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Tokyo Denki University |
Principal Investigator |
相澤 一美 東京電機大学, 工学部, 教授 (00222448)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上村 俊彦 県立長崎シーボルト大学, 国際情報学部, 教授 (50176640)
投野 由紀夫 明海大学, 外国語学部, 助教授 (10211393)
杉森 直樹 立命館大学, 情報理工学部, 助教授 (40216338)
石川 慎一郎 神戸大学, 国際コミュニケーションセンター, 助教授 (90320994)
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Keywords | 教育語彙表 / コーパス・データ / サブコーパス / 語彙使用頻度 / 高校・大学入試問題 / 言語使用 / 検定試験 / 英語教科書 |
Research Abstract |
世界中の英語コーパスを収集・管理し、同時に共同でコーパス構築、複数コーパスの比較・分析等の研究を推進するため、東京電機大学相澤研究室に全体を管理するUNIXサーバーを設置した。研究分担者の各研究室にワークステーションもしくは相当するパソコンを配備し、言語資源の共有と有効利用を行った。 1.英語母語話者のコーパス・データで研究用に利用可能なものを組織的な収集し、英語使用者の自然な言語使用の中での語彙使用頻度を科学的に調査するための準備を整えた。 2.日本国内における英語教育の基礎言語データとなりうる資料をコーパスとして収集を開始した。 -英語教科書(中学・高校・大学) -TOEFL/TOEIC/英検などの検定試験問題 -高校・大学入試問題 -時事英語 -Graded readersなどの読み物教材 -その他 3.中学・高校・大学の英語学習者を対象に「受容語彙・発表語彙アンケート調査」を実施し、JACET8000をはじめとする既存語彙表の問題点を再度検討を行った。 4.データ処理・分析に必要な既存の言語処理や統計ソフトを収集・整備し、同時に清水伸一氏に、本研究に特化したperlスクリプトの開発を依頼し、サーバー上で稼働を始めた。 5.コーパス・データ及びサブコーパスの構築を開始した。 6.本プロジェクトの広報活動の一環として、県立長崎シーボルト大学で発表会を開催した。また、大学英語教育学会の年次大会や英語語彙研究会のワークショップで、研究分担者がそれぞれ研究成果を発表した。
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Research Products
(6 results)