2005 Fiscal Year Annual Research Report
新たな資料を踏まえた占領期の統治制度改革に関する包括的研究
Project/Area Number |
16330028
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Research Institution | The Open University of Japan |
Principal Investigator |
天川 晃 放送大学, 教養学部, 教授 (10009813)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福永 文夫 獨協大学, 法学部, 教授 (60199255)
笹川 隆太郎 石巻専修大学, 経営学部, 教授 (80215706)
布田 勉 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 教授 (20134760)
赤坂 幸一 金沢大学, 法学部, 助教授 (90362011)
岡田 彰 拓殖大学, 政経学部, 教授 (20286925)
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Keywords | 占領研究 / 憲法 / 統治制度改革 / 日米関係 |
Research Abstract |
国内にて研究分担者全員が出席し2回の研究会を開催した。 第1回 平成17年7月16日〜18日 各自の研究の進行状況の報告と、今後の研究計画を相談した。 前年度末にアメリカ合衆国への出張により、新しい資料の調査及び収集を行った笹川、小倉、天川が「海外資料調査報告」を行った。更に京都大学の大石眞氏・首都大学東京の伊藤正次氏の、それぞれ「『日本憲法史』をめぐって」・「『日本型行政』委員会の形成』をめぐって」の研究報告を聞き、質疑応答を行った。 第2回 平成17年12月2日〜4日 ゲストに元法制局長官の大森政輔氏を招き「立法過程における法制局の役割」について講演を聞き、関連するヒアリングを行った。また、金沢工業大学の川田敬一氏を招き「皇室経済法の制定をめぐって」の研究報告を聞き、質疑応答を行った。 デイル・ヘレガース著「第二次大戦の終結と日本国憲法の制定」の翻訳に関連して、関係者が2回の合宿研究会を行った。 第1回 平成17年8月23日〜25日 福永、笹川、天川、埜村が、翻訳原稿7章分を持ち寄り訳語の点検を行い、今後の調整・統一などの方向を集中的に検討した。 第2回 平成18年3月24日〜26日 福永、天川、埜村が、残りの翻訳原稿の調整を行った。 また、赤坂を中心として衆議院議事部所蔵「内藤文書」(衆議院資料)の写真撮影を行い、『議院法規調査委員会書類』『國會法草案綴』『議院法規調査委員会関係諸資料(1)(2)』『臨時法制調査会関係諸資料』の5分冊に整理、CD-Rに保存した。
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Research Products
(5 results)