2005 Fiscal Year Annual Research Report
グローバル時代における人間存在と国際関係論の再構築-実在変容の認識論と実践論-
Project/Area Number |
16330032
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Research Institution | Kyoto Women's University |
Principal Investigator |
初瀬 龍平 京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (40047709)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菅 英輝 西南女学院大学, 人文学部, 教授 (60047727)
大矢根 聡 同志社大学, 法学部, 教授 (40213889)
中西 久枝 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 教授 (40207832)
筒井 洋一 京都精華大学, 人文学部, 教授 (20197734)
依田 博 京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (50093539)
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Keywords | グローバル化 / 人間の安全保障 / 人道的介入 / 脱 / 再領域化 / 民主化支援 / 予防外交 / イスラム女性 / 諸文明間の対話 |
Research Abstract |
本年度は、共同研究の第2年度として、各分担研究者の研究課題にもとづく資料収集、研究の進展、および研究成果の一部公表に重点を置いた。研究の進捗状況は、以下の通りである。 1.第1回研究会(2005年10月8〜10日)で、研究分担者各人がこれまでの研究成果について報告を行い、全体で共同研究の今後の課題を確認した。 2.第1回研究打ち合わせ会(2006年1月6日)で、研究分担者5人が参加して、『留学生向けの国際関係論』テキストの原案を討議、作成した。 3.第2回研究会(2006年3月2日)で、『留学生向けの国際関係論』テキスト、および大学1〜2年生向けテキストの編集方針を討議、決定した。 4.第1回および第2回研究会で来年度の研究計画に向けて、海外学会の報告予定者などを含めて、全体で意見の調整を行なった。 5.研究計画全体について、第1回研究会で中国社会科学院日本研究所呉万虹博士から講評を受けた。 6.年間を通じて、各人がそれぞれの研究テーマにもとづき資料収集(文献、インタービュー)を行ない、研究を進めた。 7.5人が研究テーマに応じて、海外(オーストラリア、マリ共和国、ロシア、英国、米国)で研究報告、あるいは資料収集、関係者との意見交換を行なった。 8.研究全体として、国際関係論と社会学の専門家という、異なる研究領域間での有機的学際的研究体制を推進した。
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Research Products
(11 results)