2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16330158
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Research Institution | Doshisha Women's College of Liberal Arts |
Principal Investigator |
塘 利枝子 同志社女子大学, 現代社会学部, 助教授 (00300335)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 千明 共栄学園短期大学, 社会福祉学科, 助教授 (50302360)
廿日出 里美 安田女子短期大学, 保育科, 助教授 (40248323)
松尾 知明 国立教育政策研究所, 初等中等教育研究部, 主任研究官 (80320993)
柴山 真琴 鎌倉女子大学, 児童学部, 教授 (40350566)
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Keywords | 国際理解教育 / 居場所感 / カリキュラム開発 / 外国人幼児 / 海外の保育機関 / 異文化間教育 / 異文化間移動 |
Research Abstract |
1.資料の収集、整理と分析: 本年度は、昨年度のブラジルパラナ州ロンドリーナ市にて行った日系ブラジル人の子ども及びその親への面接調査、保育・教育機関におけるフィールドワークの調査をまとめ、中間報告書を全員で作成した。また研究者それぞれの研究実績としては、4〜5月に台湾の保育機関、行政機関、大学での現地調査並びに保護者への聞き取り調査を実施し、『アジアの就学前教育』の1章としてまとめるとともに(塘)、調査の分析を行った(山田)。8月にNZオタゴ大学にて国家の保育カリキュラム(Te Wariki)と実践に関する現地調査を実施し分析を行った(廿日出http://www.otago.ac.nz/CIC/publications/News050ct.pdf)。10月には岐阜県美濃加茂市のブラジル人学校、同市役所にて調査を実施し(塘、松尾、山田)、調査内容について他の研究分担者に対して報告を行った。 2.研究会の開催と情報交換: さらにカリキュラム開発に向けて、各自再度情報収集をするとともに、その枠組みについて話し合った。 3.学会および地域での発表: 研究代表者および分担者は研究成果を学会等で多数発表した。主なものは次の通りである(主題のみ)。「乳幼児期からの異文化間教育(1)-文化間移動をした子どもたちと『居心地のよさ』」(異文化間教育学会第26回大会/05年5月/発表者:山田千明、塘利枝子、廿日出里美、松尾知明、柴山真琴)、「外国人幼児の教育と言語発達」(外国人児童生徒教育フォーラム/05年8月/発表者:塘利枝子)、「多文化における居心地のよさ」(日本こども学会/05年9月/発表者:塘利枝子)、「異文化間教育の今日的課題」(教育学研究会於中央大学/06年1月/発表者:廿日出里美)
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Research Products
(5 results)