2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16330164
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
耳塚 寛明 お茶の水女子大学, 文教育学部, 教授 (40143333)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牧野 カツコ お茶の水女子大学, 大学院・人間文化研究科, 教授 (70008035)
酒井 朗 お茶の水女子大学, 子ども発達教育研究センター, 教授 (90211929)
小玉 重夫 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化研究科, 助教授 (40296760)
冨士原 紀絵 お茶の水女子大学, 文教育学部, 助教授 (10323130)
内藤 俊史 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化研究科, 教授 (10118979)
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Keywords | 教育社会学 / 学力 / トランジション / 生徒文化 / 社会階層 / 進路 / 縦断的研究 |
Research Abstract |
本追跡調査は、日本の青少年の、学力・能力、アスピレーション、進路・職業生活の統計的ポートレートを手に入れることを目的とした縦断的調査研究である。学力・能力、アスピレーション、進路選択(学歴の獲得や就職)のパタンを、家庭的背景(社会階層、経済と文化)、学校的背景、地域的背景(労働市場を含む)などとの関わりにおいて把握することにより、学齢期から青年期にかけてのトランジションの過程を、社会的・文化的要因との関わりで明らかにする。平成17年度は平成16年度に実施した第一波調査研究について分析を行い、以下の活動を行った。 1)調査対象校への結果報告会(小学校・中学校・高校) 2)調査対象地域の市民を対象とするセミナー 3)学会発表 *「学力・家庭的背景・地域」日本教育社会学会第57回大会、I-5部会(階層と教育機会)、放送大学、2005年9月 *「子どもの職業意識(1)やりたい「しごと」の規定因-JELS2003報告-」「子どもの職業意識(2)「好きだから」言説に注目して-JELS2003報告-」日本教育社会学会第57回大会、II-5部会(子ども(1))、放送大学、2005年9月*「学力テストの社会的帰結」日本教育心理学会第47回総会、浅井学園大学、研究委員会企画シンポジウム3(学力低下問題を考える-学力をどう測るか-)、2005年9月 *「進路と学力(1)教育アスピレーションの規定因」「進路と学力(2)教育アスピレーションとジェンダー」「進路と学力(3)職業アスピレーションの規定因」日本キャリア教育学会第27回研究大会、愛知学泉大学、2005年11月 4)報告書刊行『青少年期から成人期への移行についての追跡的研究JELS第8集Cエリア基礎年次調査報告』
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