2005 Fiscal Year Annual Research Report
教育改革と教育の質及び教員資質の向上に関する比較政策科学的研究
Project/Area Number |
16330166
|
Research Institution | International Christian University |
Principal Investigator |
藤田 英典 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (30109235)
|
Keywords | education reform / compulsory education / school leadership / distributed leadership / collaborative culture / organizational learning / quality of teaching / teacher retention |
Research Abstract |
IT化・グローバル化や知識経済・知識社会の進展等を背景にして、20世紀的な教育の在り方の問い直しと再編を迫りつつ、ますますその勢いを増している。そうした社会変化と教育改革が進むなかで、これからの教育はどのように再編されていくのか。その再編は、学校・教師の役割・実践や子どもの学習・生活・成長にどのような影響を及ぼしていくことになるのか。その再編・影響を好ましいものにしていくには何が重要なのか。本研究は、これらの課題の検討・解明を目的としているが、平成17年度はその2年目として、以下の作業を行った。 (1)文献研究:教育改革の動向、教育リーダーシップ、教員研修に関する比較研究 (2)既存の調査データの再分析:研究代表者がこれまでに行った調査データの再分析 (3)国際カンファレンスAn International Conference : Beyond PISA on the Selectivity of Schools (16th-17th June 2005, Berlin, Germany)での発表Paper presented : "Global Standardization of Knowledge, School Learning and Skills Formation" (4)国際会議The 3^<rd> International Summit for Leadership in Education (Nottingham, UK, June 26-30)への参加・共同研究(成果はNCSL : National College for School Leadershipのレポートに収録)。 (5)ENERP・TSQR(後述)第4回研究会への参加(平成17年11月17日〜24日、バンコク)成果は06年度にカンファレンス報告書にまとめると同時に、06年4月7日にAERA(全米教育学会)において発表予定(発表承認済み) ENERP:世界8カ国教育研究プロジェクトEight-Nations Education Research Project (Leader : Dr.Susan Fahrman, Dean of GSE, Univ. of Pennsylvania、参加国:米国、シンガポール、スイス、タイ、ドイツ、韓国、中国・香港、日本の8カ国。TSQR:ENERPの教師教育研究プロジェクト(Reader : Dr.Richard Ingersoll, U-Penn、参加国:米国、シンガポール、タイ、韓国、中国、香港) (6)第一次質問紙調査の準備:ENERP・TSQR共同研究に基づく質問紙調査(国際教師調査)の準備(実査は2006年7月の予定)
|
Research Products
(7 results)