2006 Fiscal Year Annual Research Report
教育改革と教育の質及び教員資質の向上に関する比較政策科学的研究
Project/Area Number |
16330166
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Research Institution | International Christian University |
Principal Investigator |
藤田 英典 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (30109235)
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Keywords | 教育改革 / 教育の質 / 教員資質 / リーダーシップ / 地域との連携・協力 / ローカリゼーション / グローバリゼーション / 市民的共生 |
Research Abstract |
IT化・グローバル化や知識経済社会の進展等を背景にして、ラディカルな教育改革が急ピッチで進められている。そうした社会変化と教育改革は、日本の教育をどのように再編していくのか。その再編は、学校・教師の役割・実践や子どもの学習・生活・成長にどのような影響を及ぼしていくのか。その再編・影響を好ましいものにしていくには何が重要なのか。本研究は、これらの課題の検討・解明を目的としているが、平成18年度はその3年目として、以下の作業を行った。 (1)文献研究:教育改革の動向、教育リーダー・シップ、教員研修に関する比較研究。 (2)既存の調査データの再分析:研究代表者がこれまでに行った調査データの再分析。 (3)国内における教育行政・学校運営・教育実践の優れた実践事例の現地調査:CCCE研究会参加者との協働により、現地調査を行い、その特徴・成功要因・課題についての教育社会学的な検討・考察。 (4)内外の研究者を招いての研究セミナーの開催:招聘した教授はThomas S.Popkewitz米国ウィスコンシン大学教育学部教授、Gerald W.Fry米国ミネソタ大学教育学部教授・名古屋大学客員教授、米国スタンフォード大学教育学部教授の3名。 (5)国際シンポジウム"Contemporary Issues in Japanese Education and Society"(University of Califbrnia Berkeley, April 8, 2006)での発表、"Education Reform and Roles of Schooling in an Age of "Glocalization" : A Japanese Case" (6)全米教育学会大会(AERA、San Francisco, April 9, 2006)での発表"The Qualifications of the Teaching Force in Japan"(共同発表:Richard Ingersoll, et al. "Teacher Supply, Quality and Retention"(Eight-Nation Educational Research Project)の四発表のうちの一つ) CCCE研究会:CCCEはCivic, Convivial and Co-creative Educationの略称。本研究の代表者・藤田が組織している研究会(現地調査の際は実践的教育再生研究会の呼称を使用)で、参加者は学校建築専門の大学教授、教育方法専門の大学教授、元国立市教育長、元横浜市立小学校校長、教育委員会職員、弁護士、新聞記者などで、定例研究会への常時参加者は約10名、毎回の現地調査参加者は6-8名(新聞記者・弁護士は自弁参加)。
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Research Products
(6 results)