2004 Fiscal Year Annual Research Report
有効な学生支援に関する実証的研究-学生のキャンパスライフからの考察-
Project/Area Number |
16330167
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
武内 清 上智大学, 文学部, 教授 (30012579)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤村 正之 上智大学, 文学部, 教授 (00190067)
平尾 桂子 上智大学, 文学部, 助教授 (70158335)
小林 雅之 東京大学, 大学総合教育センター, 助教授 (90162023)
岩田 弘三 武蔵野大学, 社会学部, 助教授 (70176551)
大野 道夫 大正大学, 人間学部, 教授 (30245956)
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Keywords | 学生支援 / キャンパスライフ / 勉学行動 / 部・サークル活動 / アルバイト |
Research Abstract |
A 大学における学生支援に関する理論・歴史と実証的研究 1 カレッジ・インパクト研究をはじめとする大学環境の学生への影響に関する理論的研究を整理 2 アメリカの大学の奨学金制度、学生寮制度、学生会館、カウンセリング制度、留学生支援、障害者支援、メンタリング制度に関する資料の収集と分析した。 2 日本の大学の学生支援に関する資料の蒐集と整理と分析をした。 (『特色のある大学教育支援プログラム事例集』の分析他) B 学生のキャンパスライフに関する実証的研究 1 全国の11大学の学生に関するアンケート調査を実施した。(サンプル1234名) 内容;勉学行動、部活動・サークル活動、アルバイト、就職活動、日常行動(読書、メディア接触、消費行動、生活時間、経済行動大学への満足、不満、要望。新興 結果:大学と中堅大学と伝統大学の学生の学生生活と満足度を比較して、大学類型により、それらが大きく違っていることを明らかにした。新興大学では推薦入学者が多い、資格・実学志向が多い、勉学には熱心、部活・クラブ活動には不熱心、アルバイトをする学生としない学生の2極化、将来に不安等の学生が多い。 2 学生へのインタビューの実施 1年生から継続して、学生生活と意識がどのように変容していくのかを、同一学生へのインタビューで明らかにした。1年生と2年生で、授業への捕らえ方等で変容が見られた。 C 有効な学生支援の提案 1 理論的歴史的な流れの中から、今求められている学生支援の探索した。 2 学生の生活に即した学生支援策、学生の望む学生支援策を検討した。
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Research Products
(1 results)