2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16340006
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
吉田 敬之 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40108973)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池田 保 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (20211716)
平賀 郁 京都大学, 大学院・理学研究科, 講師 (10260605)
古澤 昌秋 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (50294525)
藤井 昭雄 立教大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50097226)
梅田 亨 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (00176728)
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Keywords | 周期 / 保型形式 |
Research Abstract |
吉田は加塩朋和氏との共同研究でp進絶対CM周期の研究を行った.今までの予想をp進L函数のs=0での微分についてのGross予想を完全に含む形に精密化した.この形にしておくと類体構成問題にも応用できる.論文の最終稿は完成まであと一歩である. 池田は市野篤史氏との共同研究でGross-Prasad予想をL函数の特殊値との関係で精密化する研究を行った.実例についてみると非常に興味深い現象が現れている. 古澤はJ.Shalika氏との共同研究でGSp(4)についての相対跡公式のFundamental Lemmaの研究を行った.Macdonaldの球函数を用いて具体的な計算を行い,完全な証明まであと一歩にせまっている. 以上の研究は研究代表者が組織した2005年9月白馬における研究集会の報告集に詳しく書かれている. 平賀は齋藤裕との共同研究で保型表現のA-packetを詳しく調べている.昨年度までのSL(n)の場合からUnitary群を含む一般の場合に考察を進めた.藤井はFarey級数についてのある評価とRiemann予想の関係を研究した.
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Research Products
(3 results)