2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16340022
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
鈴木 信行 静岡大学, 理学部, 教授 (60216421)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小野 寛晰 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (90055319)
金子 守 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (40114061)
依岡 輝幸 静岡大学, 理学部, 講師 (60432192)
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Keywords | 非古典論理 / 様相論理 / 認識論理 / Kripke意味論 / 代数的意味論 / ゲーム理論 / 実数の集合論 |
Research Abstract |
ここまでの成果を発表することと、それに基づいて国内・海外の研究者とディスカッションをすることを中心に研究をさらに進めた。関連分野の最新の研究動向を集積し、本研究課題の部分的な成果を発表するため、2つの国際会議に出席し、ディスカッションができた。国際会議2nd Asian Decentralization Conferenceでは、チュートリアルを依頼され、研究成果を総合的に報告でき、大変有益であった。また、国内で研究集会やセミナーを複数回開催した。さらに、今後5th Logic, Game Theory and Social Choice, 8th the Society for the Advancement of Economic Theory Conferenceなどの4つの国際会議や国際ワークショップで成果を報告する予定である。 く個別の成果> 鈴木信行(研究代表者):国内・外の数理論理学研究者・ゲーム理論研究者とディスカッションを行った。特に共同研究者の金子守との共同研究が進み、国際会議と国内の研究集会で成果を発表した。また、国際会議でチュートリアル講演を行った。 小野寛晰(研究分担者):様相論理・認識論理・部分構造論理の代数的意味論を検討した。国際会議に出席し、研究成果を発表した。また、日本数学会2007年度年会において、総合講演を行った。 金子守(研究分担者):ゲーム理論的意思決定過程における実例を検討した。認識論理による分析の可能性について研究を進め、上記の鈴木との共同研究などについて国際会議で成果を発表した。また、一般向けの著書を発表した。 依岡輝幸(研究分担者):集合論の専門家として、クリプキ層の集合論的検討を行った。予備的な成果を論文として発表した。
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Research Products
(6 results)