2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16340177
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
笹尾 真実子 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00144171)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北島 純男 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (30161475)
岩崎 智彦 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (70184869)
西浦 正樹 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 助手 (60360616)
磯部 光孝 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 助手 (00300731)
和田 元 同志社大学, 工学部, 教授 (30201263)
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Keywords | 中性粒子ビーム / 中性子計測 / 負イオンビーム / アルファ粒子計測 / 損失アルファ粒子計測 / 二次元計測 / 核融合 / プラズマ |
Research Abstract |
アルファ粒子の閉じ込めとそれによる自己加熱は、熱核融合実験における最重要課題であるが、環状プラズマ磁場閉じ込め実験において初めて遭遇する様々な物理課題を内在している。本研究では、これらのアルファ粒子に関わる物理課題の最新の成果の観点から計測手段を見直し、物理研究のため最適に機能させるために必要な項目を洗い出して開発研究を推進していく。 今年度は以下の研究を行った。 1.計測検討調査として国際トカマク物理委員会計測部会(10月頃・中国)に1-2名派遣した。この会合では数種類のプラズマ中に閉じ込められたアルファ粒子の測定法が提案され実現性について議論した。現在稼動中のトーラス磁場閉じ込め核融合プラズマ実験での試験が重要であるが、試験できるもの限られていることが問題である。さらに磁場閉じ込め核融合プラズマ研究の最新情報収集としてIAEAプラズマ核融合国際会議(11月ポルトガル)に1名派遣し、閉じ込め改善モードとの関連が重要であるとの議論を行った。 2.線積分データーから空間分布を得る逆問題解法の手法の開発を目的として、トモグラフィー手法に関する調査を行った。また、中性子検出器の最適化とバックグランドの評価についてMCNP計算の準備を行い、部分的な計算成果が得られた。 3.核燃焼下で損失アルファ粒子を測定するのは、高い中性子束、高温下などの問題があるが、現在の実験で用いられている計測原理が適用できる可能性のあるシンチレーターを用いた損失粒子プローブについて検討を行った。その目的のためには高温下で使用できるシンチレーターを開発する必要がある。そこで、セラミックシンチレーター製作法を開発した。またその試験装置を製作して高温下での発光効率を試験した。その結果新たに280度まで発光効率が変化しないセラミックシンチレーターを開発することができた。
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Research Products
(4 results)