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2006 Fiscal Year Annual Research Report

身体機能を拡張・補助する人間親和型ウェアラブルパワーアシスト装置の開発

Research Project

Project/Area Number 16360124
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

則次 俊郎  岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (70043726)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 高岩 昌弘  岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 助教授 (60243490)
佐々木 大輔  岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 助手 (50372686)
Keywords空気圧ゴム人工筋 / ウェアラブルパワーアシスト / ロボット / 筋力補助 / 介護支援 / Muscle string / 小型エアポンプ / 音声入力
Research Abstract

人間親和型ウェアラブルパワーアシスト装置の開発を目的として,下記(a)〜(f)の課題について総合的な研究を実施した.(a)ウェアラブルパワーアシスト装置に適合する空気圧ゴム人工筋の開発,(b)適切な身体装着法,(c)装着者の意思・感覚の入力法,(d)装着者と装置の協調制御法,(e)駆動エネルギー供給法,(f)アシスト性能評価法.
平成17年度に開発した細長空気圧ゴム人工筋(Muscle string)を素材とした軽量・柔軟なネット型アクチュエータを開発し,その基本特性を調べることによりウェアラブルパワーアシスト装置のアクチュエータとして利用可能であることを明らかにした.また,これを用いた衣服状パワーアシストウェアを試作し,手首部,肘部および背部の動作支援に応用した.身体表面に装着したアクチュエータから効率良く身体に支援力を伝達することがパワーアシストウェアの最も重要な課題である.パワーアシストウェアから身体への力伝達効率を向上させるため,従来のテーピングや姿勢矯正装置の構造を参考にして,パワーアシストウェアの機構を設計した.
さらに,パワーアシストウェア着用者とウェア制御システムとのコミュニケーション法として音声による方法に着目し,その有用性を確認するとともに,ニューラルネットワークを用いて不明瞭言語に対応できる機能を付加した.
以上に加えて,パワーアシスト装置用の小型エアポンプの仕様を検討するとともに,筋電位を用いたアシスト性能の評価を実施した.
本研究の成果により,細長空気圧ゴム人工筋を用いた衣服状パワーアシストウェア実現の可能性が明らかになった.

  • Research Products

    (2 results)

All 2006

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] Pneumatic Soft Actuator for Human Assist Technology2006

    • Author(s)
      Toshiro Noritsugu
    • Journal Title

      フルードパワーシステム 37・1

      Pages: 30-40

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [Journal Article] 空気圧ゴム人工筋を用いた人間動作支援ロボット -パワーアシストウェアの実現に向けて-2006

    • Author(s)
      則次俊郎
    • Journal Title

      油空圧技術 45・11

      Pages: 12-17

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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