2004 Fiscal Year Annual Research Report
日本大学生産工学部5号館解体・新5号館竣工に伴う微破壊試験の適用と耐久性
Project/Area Number |
16360282
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
湯浅 昇 日本大学, 生産工学部, 助教授 (00230607)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松井 勇 日本大学, 生産工学部, 教授 (00059982)
師橋 憲貴 日本大学, 生産工学部, 助手 (90220110)
青木 孝義 名古屋市立大学, 大学院・芸術工学研究科, 助教授 (10202467)
濱崎 仁 独立行政法人建築研究所, 材料研究グループ, 主任研究員 (30370703)
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Keywords | コンクリート / 強度 / 耐久性 / 調合 / 非破壊試験 / 構造耐力 / 調査 / 解体 |
Research Abstract |
本年度の研究実績は下記の通りである。 (1)旧5号館(大学の解体方針により、10月1日より12月までに解体された)の集中調査を8月18日〜10月30日行い,500本を超えるコア試験体の採取、2つの梁採取、建物全域にわたるはつり及びそれに伴う中性化深さ及び配筋、鉄筋腐食の観察を行った。その際、申請において共同研究者としてはもちろんのこと、20団体100名を超える調査関連研究者が来訪され、旧5号館を使った様々な試験が実施された。 (2)採取梁の試験体としての整備を行い、1本については曲げ試験を実施した。 (3)コア抜き前、コア途中、コア抜き後の3条件下で常時微動を測定し、これについて解析を行った。 (4)旧5号館において、非破壊試験、微破壊試験を行い、それに対応した破壊試験用試験体を採取し、試験を行った(強度、透気性、透水性など)。 (5)採取したコアの一部について、処理・分析して、強度や調合(単位セメント、単位水量、水セメント比)、耐久性(細孔構造、中性化抵抗性、塩化物イオン量、凍結融解抵抗性)評価するとともに、観察した劣化との対応を図った。 新5号館のコンクリートについて、微破壊試験(簡易透気性試験、簡易吸水試験)を実施した。
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Research Products
(4 results)