2004 Fiscal Year Annual Research Report
地域のまちづくりと連携したスケルトン型集合住宅における合意形成支援システムの開発
Project/Area Number |
16360301
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
高田 光雄 京都大学, 工学研究科, 教授 (30127097)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三浦 研 京都大学, 工学研究科, 助手 (70311743)
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Keywords | スケルトン型集合住宅 / 合意形成支援システム / Tissue method / 地域共生の土地利用検討会 / 空間構造 / オープンビルディング / まちづくり / 京都市都心部 |
Research Abstract |
本研究は、スケルトン・インフィル方式に「まちづくりとの連携」という現代的価値観を取り入れ、住民・企業・行政のパートナーシップによる「地域共生の土地利用検討会」を組織し、周辺地区環境を考慮したスケルトンに対する合意形成を行い計画されたスケルトン賃貸型集合住宅「京都Aプロジェクト」を対象として、スケルトン・インフィル方式によるまちづくりとの連携という視点から、第一に、同プロジェクトにおける合意形成プロセスの分析、第二に、オープンビルディングの主導者の一人、N・J・ハブラーケンMIT名誉教授による「Tissue method」理論を応用することによる空間構造のパターンの分析、第三に、まちづくりと連携したスケルトン型集合住宅の合意形成支援システムの開発を行なうことを目的とする。 今年度の研究実績は以下の通りである。第一に、「地域共生の土地利用検討会」で行なわれた一連の活動を関連資料から抽出し、個々の活動間の関係を明らかにすることで、京都Aプロジェクトにおける合意形成プロセスの把握を行った。 第二に、「地域共生の土地利用検討会」で議論された計画案の変遷を把握し、また、地域の街区を構成する建築物の現地調査を行い、京都Aプロジェクトの周辺地域の空間構造と京都Aプロジェクトにおけるスケルトンの形態を分析し、既成市街地の空間構造に対して、京都Aプロジェクトにおけるスケルトンの形態との整台性についての検証を行った。 第三に、「Tissue method」を用いた空間構造のパターンの分析を行った。「Tissue method」は現実の都市の空間構造を様々なパターンとして認識する分析・計画手法であるが、京都Aプロジェクトの周辺地域を対象として、「Tissue Method」による空間構造のパターン分析し、その結果を、3次元モデリングソフトと3次元レンダリングソフトを用いてデジタル・シミュレーション化した。
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Research Products
(2 results)