2006 Fiscal Year Annual Research Report
首都圏周縁部における地域福祉と連動した集合住宅団地再生支援ネットワークの構築
Project/Area Number |
16360305
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Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
初見 学 東京理科大学, 理工学部, 教授 (40107537)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大月 敏雄 東京理科大学, 理工学部, 助教授 (80282953)
真野 洋介 東京工業大学, 大学院社会理工学研究科, 助教授 (70329134)
安武 敦子 駒沢女子大学, 人文学部空間造形学科, 講師 (60366432)
藤岡 泰寛 横浜国立大学, 大学院工学研究科, 講師 (80322098)
垣野 義典 東京理科大学, 理工学部, 助手 (60385523)
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Keywords | 集合住宅 / 団地再生 / 都市居住 / 地域福祉 / 市街地 / 住宅地計画 |
Research Abstract |
本年度は、最終年度としてのとりまとめと、一連の分析結果をもとにした再生手法の総合化を行った。 同時に、平成17年度に引き続き、平成16年度に開発、構築したデータベースと技術を活用し、各大学、各地方自治体、公団など各種帯との議論と情報共有を進めた。 さらに選定した地域での社会実験を行った。そして、これらの結果をもとに、団地を含めた地域再生の仕組みと各主体の役割について、幅広く検討した。 以下に検討内容をあげる。 ・高齢社会、ワークスタイルなどに対応した住宅ストック活用/改変のメニュー化 ・建物配置の再編による市街地再生ケーススタディ ・地域の福祉拠点としての住宅団地の可能性 ・地域内循環など、住宅ストックを勝つようした多様な住まいのネットワークとしての可能性 ・市民活動やNPO、コミュニティビジネスなど、地域再生を推進するインキュベーターとしての可能性 ・団地を核とした、市街地全体の福祉システムの構築 ・再生プロジェクトにおける居住者の主体性と、各種帯の役割分担、支援方策と仕組み作りの検討 ・経年的変化に形成される物的・人的資源ネットワークの展開方法と活用方策の検討 ・住宅を供給する各主体の連携、住宅ストックの一元化、地域間の連携モデルの構築
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Research Products
(5 results)