2004 Fiscal Year Annual Research Report
バッチプラントの製品・プロセス開発から生産・管理までを短縮する統合情報環境の開発
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16360394
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Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Research Institution | Nagoya University |
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Principal Investigator |
小野木 克明 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80115542)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 利昭 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (90335084)
橋本 芳宏 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (90180843)
渕野 哲郎 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (30219076)
島田 行恭 産業安全研究所, 主任研究官 (10253006)
北島 禎二 東京農工大学, 工学部, 助手 (80273845)
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| Keywords | バッチプラント / 統合化 / 離散事象システム / オントロジー / 設備・運転管理 / プロセス開発 / 生産計画 / レシピ設計 |
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| Research Abstract |
製品の短寿命化・高機能化に伴い、バッチプラントでは、製品の開発から生産、管理までを迅速に、しかも首尾一貫して行うことがますます重要となってきている。このためには、プロセスの計画、設計、運転、管理、保全などの業務に必要な情報を統合化し、各業務を互いに関連付けながら進めていくことが不可欠となる。本研究は、バッチ生産に必要な情報を、レシピ、プラント、および運用に係わる情報に整理するとともに、それらのもとでバッチ生産のための共通モデルを構築し、各業務の遂行を支援するアプリケーションを開発しようとするものである。
平成16年度は、バッチ生産に必要な情報をオントロジーに基づいて整理するとともに、バッチプラントの動的挙動を離散事象システムでとらえ統合化の可能性について検討した。平成16年度に得られた主要な研究実績の概要は次のようである。
(1)従来、各業務の遂行にあたっては、その意図が必ずしも明確ではなかった。そこで、これらを陽に表し、各業務を協調して遂行できるよう、協調オントロジーの開発を行った。
(2)設備管理のための手法と、それらに必要な情報をオントロジーを使って整理した。また、生産計画情報の設備保全計画への適用について検討した。
(3)開発から生産までを短縮化するためには、レシピ設計の効率化を図り、その根拠情報を管理することが重要である。このため、根拠情報の管理支援環境の構築を進めた。
(4)製品開発から出荷までに要する時間を短縮するための運転管理のあり方について検討し、そのプロトタイプとなる運転管理システムを考案した。
(5)バッチ生産に必要な共通モデルについて検討し、そのもとで運転システムの設計と運用について検討した。あわせて、設計と運用の統合化について検討した。
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Research Products
(7 results)
