2005 Fiscal Year Annual Research Report
保健所保健師の専門的・総合的調整機能を強化する教育プログラムと教材の開発
Project/Area Number |
16390651
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
岡本 玲子 神戸大学, 医学部, 助教授 (60269850)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中山 貴美子 神戸大学, 医学部, 助手 (70324944)
塩見 美抄 神戸大学, 医学部, 助手 (10362766)
鳩野 洋子 国立保健医療科学院, 公衆衛生看護科学部, ケアシステム開発室室長 研究員 (20260268)
千葉 由美 東京医科歯科大学, 大学院・保健衛生研究科, 学内講師 (10313256)
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Keywords | 保健所 / 保健師 / 専門性 / 調整機能 / 教育プログラム / 教材 / 地域看護 |
Research Abstract |
今年度の研究目標は、教育プログラム,教材の検討,教育プログラム評価表の検討,研修試行先の打診および調整である。 今年度実施した内容は以下の通りである。 1.試案の作成 1)教育プログラム試案、教材の検討 2)教育プログラム評価表の検討 2.試案検討のための調査 1)調査対象 都道府県・政令市等保健師現任研修企画経験者 先駆的教育実践大学(ロンドンシティ大学等)教育研究者 2)調査方法 個別面接調査、質問紙調査 3)調査内容 (1)教育プログラム試案に含む内容と実用の方向性、優先度等に関する意見収集調査。 (2)より充実が求められる内容、先駆事例から応用できる内容等に関する意見収集調査。 (3)調査時に教育プログラム試案の試行協力先を打診。 4)分析方法 (1)質的調査は質的記述的分析を、量的調査についてはコンセンサスの程度等を分析した。 (2)得られた結果を共同研究者で協議し試案を検討した。 5)倫理的配慮 各調査対象への人権擁護上の配慮として、研究者は、研究目的と意義、データ収集と管理の方法守秘の保証、及び拒否の自由に関する内容を明記した依頼文を送付し調査への承諾を得た。 3.研修試行先の打診と調整: 協力希望先と,当該地における試案と教材の実行可能性,試行時期,受講生の定員や選定基準,予算配分,実施要領の作成等について調整中である。 4.成果発表 1)求められる教育プログラムについて(学会発表と論文作成) 2)上記途中経過を,研究者らが主宰する地域保健ケア研究会等において報告し、公開討議を行った。
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Research Products
(9 results)