2007 Fiscal Year Annual Research Report
イランカスピ海沿岸地域における消化管がんの宿主・環境要因の研究
Project/Area Number |
16406023
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
徳留 信寛 Nagoya City University, 大学院・医学研究科, 教授 (00037441)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 貞夫 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (20226509)
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Keywords | イラン / カスピ海沿岸 / 消化管がん / 宿主要因 / 環境要因 / 国際エコロジカル研究 / 症例対照研究 |
Research Abstract |
イランカスピ海沿岸地域において、食道がん・胃がん・大腸がん症例と病院対照群における症例対照研究を継続して、宿主要因および生活習慣要因について調べ、当該がんの予防、コントロールに資する。 宿主要因および生活習慣要因について調べ、血漿を用いてヒトパピローマウイルス抗体、ヘリコバクターピロリ(Hp)IgG抗体、ペプシノゲンテスト、脂肪酸濃度・組成分析、抗酸化物質分析などを行なう。白血球層を用いてHLA、薬物代謝酵素、アルデヒド脱水素酵素、脂質代謝酵素などの遺伝子多型を解析し宿主要因の関与を調べる。(徳留、鈴木)。 これまで、胃がん症例133例、食道がん症例46例、大腸がん症例22例、対照群150例を収集した。胃がん症例対照研究については、鋭意、解析を行なっている。他のがんについては、今、しばらく症例・対照の収集を継続する。 [研究協力者] Reza Ghadimi(本学大学院卒業、ピロリ菌感染分析など)、趙陽(本学大学院4年生、HLA、遺伝子多型分析など)、安藤亮介(本学大学院4年生、食生活調査分析など)、田中勤(本学大学院3年生、食生活調査分析など) [海外共同研究者] Hassan Taheri(バボール大学医学部助手)、Mehrdad Kashifard(バボール大学医学部助手)、Ali Akbar Moghadamnia(バボール大学医学部教授)など。
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Research Products
(5 results)