2004 Fiscal Year Annual Research Report
行動変容理論を適用した運動行動改善のためのeラーニング・システムの開発と評価
Project/Area Number |
16500442
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
田中 俊夫 徳島大学, 大学開放実践センター, 助教授 (00263872)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 敦也 徳島大学, 大学開放実践センター, 教授 (50191573)
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Keywords | 認知行動介入 / 運動行動変容 / 行動理論 / セルフモニタリング / ビデオ学習 / 万歩計 |
Research Abstract |
本研究は、平成10-11年の科学研究費助成研究で得られた成果を元に、運動行動改善のための学習システムを構築し、eラーニング・システムとしてWeb上に展開する試みである。行動変容理論を適用した介入技法をソフトウエア化することによって、学習が飛躍的に簡便化・有効化すると考えられる。 研究初年度の平成16年度は、運動行動改善システム「チャレンジ!アクティブライフ」の制作を行った。 (1)システムの設計 「チャレンジ!アクティブライフ」システムの基本設計を行った。 認知行動介入としてのメインプログラムを「アクティブライフ・チェック」、セルフモニタリングを行う行動変容プログラムを「バーチャル・ホノルルマラソン」、「バーチャル・ウォーク88」とした。教育プログラムとしてステップ運動や筋力トレーニング、ストレッチなどのビデオコンテンツを組み合わせた。 (2)プログラムの作成 「アクティブライフ・チェック」、「バーチャル・ホノルルマラソン」、「バーチャル・ウォーク88」、「簡単ステップ体操」、「ラッコ運動」を作成した。 (3)コンテンツの作成 「バーチャル・ホノルルマラソン」や教育プログラムのビデオ撮影などを行った。 (4)実験 公開講座受講者、64名を対象に「バーチャル・ウォーク88」を実施し、その成果を確認した。また、3グループでビデオコンテンツによる運動学習を実施し、修正点を確認した。 (5)プログラミング 以上の成果を基に、業者に「チャレンジ!アクティブライフ」のシステム構築を依頼し、VER.1を制作した。
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Research Products
(3 results)