2005 Fiscal Year Annual Research Report
博物館リテラシーを育成するための博物館における総合的な学習プログラムの実践的研究
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16500572
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Research Institution | National Museum of Nature and Science, Tokyo |
Principal Investigator |
前田 克彦 独立行政法人国立科学博物館, 展示・学習部, 部長 (40370994)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石川 昇 独立行政法人国立科学博物館, 広報・サービス部, 公報課長 (80212851)
村松 二郎 独立行政法人国立科学博物館, 展示・学習部, 学習課長 (70190931)
亀井 修 独立行政法人国立科学博物館, 展示・学習部, 主任教育普及官 (40415609)
岩崎 誠司 独立行政法人国立科学博物館, 展示・学習部, 教育普及官 (90259995)
田邊 玲奈 独立行政法人国立科学博物館, 展示・学習部, 教育普及官 (80392538)
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Keywords | 博物館リテラシー / 体験活動 / 自然科学 |
Research Abstract |
(1)「博物館リテラシー」を育成するための博物館における総合的な学習プログラムの試行モデルの開発として,「上野の山」地区(東京都台東区上野公園)に集中する,国立科学博物館,東京国立博物館,国立西洋美術館,上野動物園等の博物館等の特徴的な学習資源を継続的・総合的に活用する学習プログラム,「上野の山ミュージアムクラブ」,学校との計画的連携活動を加味した「中高生総合セミナー」等を開発・実施した。 ■「上野の山ミュージアムクラブ」には,継続参加者5名を含む中学生23名が参加した。前年度までの活動に加えて一般の人が自由に見学する中で参加者同士の意見交換を活用するなど,学習の場としての博物館の特性を生かす活動を行った。継続的に博物館を利用することには,参加者の幅広い学芸的興味関心を高めることに影響するとの知見が得られた。 ■「中高生総合セミナー」関連としては,学校の年間指導計画に位置づけられ継続的な(=単発ではない)学習活動の試行モデルとして,SSH指定校の高校生35名が,国立科学博物館を中心とする博物館の展示資料や専門職員との対話を活用した複数回にわたる学習活動を行った。本年度はSSH校である香川県立三本松高等学校と連携して学習活動を行った。 (2)博物館リテラシーについて意識調査をプログラムの参加者を対象に行った。その結果,博物館への意識は,知識の獲得と日常生活との関連を2軸として構成されているという知見が得られた。 (3)「中高生総合セミナー」,「上野の山ミュージアムクラブ」等の実施例を含めた,博物館独自の教育方法である,博物館を利用した継続的な学習プログラムの内容や成果についてまとめ,報告書を作成し,公表をした。
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Research Products
(3 results)