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2004 Fiscal Year Annual Research Report

首都圏方言の母音の無声化とアクセントとの音声実態に関する基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 16520259
Research InstitutionKokugakuin University

Principal Investigator

久野 マリ子  國學院大學, 文学部, 教授 (90170018)

Keywords首都圏方言 / 無声化 / アクセント / 義務的無声化 / 義務的でない無声化 / 無声化と促音 / 広母音の無声化 / 摩擦音
Research Abstract

平成16年度の研究概要
(1)首都圏方言の実態調査と、比較のための琉球方言の実態調査を実施した。
伝統的な東京方言では、共通語よりも遙かに無声化の程度が激しかったと考えられる。近年の東京方言では、無声化の規則よりアクセント規則の方が優先される傾向がある。また高年層では広母音も無声化したといわれるが、現代共通語でも、粗雑な発音では若年層でも観察された。
(2)調査のため、先行研究を調査しそれを基に研究文献目録を選定した。さらに、現在の流行語やキャンパスことばなども考慮して項目を整備した。
(3)首都圏(東京都西部、神奈川)の主要地点で、調査を実施した。調査には研究協力者を依頼した。また典型的な東京方言の音声をDAT録音をした。資料整理にはアルバイトを依頼した。また、無声化に特徴のある琉球方言でも調査を実施した。
(4)典型的な東京方言話者と琉球方言の話者の発音をDATで録音した。録音には研究協力者を依頼した。
(5)データ入力の省力化とデータベース化のためにプログラム開発を行っている。開発には研究協力を依頼した。PCに取り込んだデータは、音声記号を入力後、インターネット経由でデータベースに直接投入できるようにする。
(6)音声データを登録するデータベース、およびデータベースサーバの整備のため、レンタルサーバーを借りた。
(7)本年度の研究成果の一部を、第3回イタリア日本語教育協会主催の日本語・日本語教育学会(於:イタリア ローマ日本文化会館)で発表した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 質問の体系性-質問調査を効果的に行うために-2004

    • Author(s)
      久野マリ子
    • Journal Title

      日本語学 23-9

      Pages: 12

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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