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2006 Fiscal Year Annual Research Report

八丈方言の電子化資料の作成と文法書の編纂

Research Project

Project/Area Number 16520273
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

金田 章宏  千葉大学, 国際教育センター, 教授 (70214476)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松本 泰丈  別府大学, 文学部, 教授 (90082932)
HOLDA M・A  千葉大学, 国際教育センター, 教授 (50251153)
Keywords八丈方言 / 青ヶ島方言 / 音声・映像データベース / 電子化資料 / 方言文法 / 民話資料
Research Abstract

八丈島で現地調査を行ない、おもにこれまでに収集した音声資料について文字化の確認作業などを行なった。これについては、2006年9月に開設した金田のホームページ(http://student2.international.chiba-u.ac.jp/kaneda/hachijo.html)で公開したもの以外を報告書にまとめる。
これまでに収集した民話の映像資料についても確認作業を経たうえで、方言訳と標準語訳のついたビデオ映像をホームページで公開した。これらの民話資料については、HP用に画質を落とすまえの映像でDVDを作成して、八丈町と青ヶ島村の全小中学校に寄贈する予定である。ホームページではこのほかに、方言で歌われる民謡なども歌詞や解説とあわせて公開しており、今後も徐々に内容を豊かにしていく予定である。
前年度に電子化した、国立国語研究所所蔵の八丈方言資料について、見やすいように体裁を整えたものを報告書に掲載する。
インフォーマントの中心的かつもっとも重要な存在である奥山熊雄氏の個人的事情(一昨年の交通事故によるけがと91歳という高齢のため)により、今年度も同氏からの聞き取り調査を十分に行なうことができなかったことはたいへん残念である。このため、結果的に文法概説書の内容が、当初目標としていた水準にまでは達しなかった。
報告書にはこのほかに、八丈方言とのかかわりで琉球奄美方言について考察した、松本泰丈「待遇性をどうとらえるか-奄美大島北部(龍郷町瀬留)方言-」、2005年にEAJS国際会議(ウイーン)で発表した、Marin Holda & Akihiro Kaneda "Word Forms Denoting Emotional and Sensory Processed in the Hachijo Dialect"およびその要旨を掲載する。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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