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2004 Fiscal Year Annual Research Report

「訓点資料総目録平安時代編」作成のための基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 16520274
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

月本 雅幸  東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (60143137)

Keywords訓点 / 訓点資料 / 日本語資料 / 古訓点 / 日本語史 / 目録
Research Abstract

本研究は、日本語史研究の一環としての訓点資料・訓点語研究のための基礎資料として、「訓点資料総目録 平安時代編」を極めて近い将来作成することを念頭に置き、そのための準備としてこの目録がどのような形式、内容のものであるべきか、訓点資料目録のあるべき姿を検討し、そのために実際に小規模の目録を作成して目録編纂の方法論を考察するものである。本年度はこのために次の考察、作業を実施した。
1「訓点資料総目録 平安時代編」のあるべき姿の検討
従来の各種の訓点資料目録の問題点を検討した結果、単に書誌学的データを詳細に記すのみではなく、当該資料の日本語史資料としての価値を簡潔な文章で記述することが必要であるとの結論に達した。
2 目録を作成するための方法論の検討
A)理論的検討
訓点資料を日本語史の資料として見た場合の価値、意義を予め設定したいくつかの基準に照らして評価し、それらの評価を総合して当該資料の価値を4段階程度で判定することについて、検討した。
B)実践的検討
これは実際に小規模な目録を作成してその過程で種々の問題点を検討することであるが、このために真言宗関係の典籍について、小規模な目録を作成するためのデータ収集(書誌、画像)を実施した。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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