2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16520316
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
土屋 順一 Tokyo University of Foreign Studies, 留学生日本語教育センター, 准教授 (10262213)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土屋 千尋 帝京大学, 文学部, 教授 (00242389)
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Keywords | 誤用分析 / キーボード入力 / ビリーフ / 二言語話者 / 言語習得 |
Research Abstract |
二言語話者日本語学習者および対照群としての単言語話者日本語学習者に対して、日本語キーボード入力の過程のディスプレイ表示を録画する調査と、日本語学習に関する自己評価・他者評価などに関する面接調査をおこない、〜〜名のデータを収集した。この中には、ウイグル語・北京語話者、チベット語・北京語話者もふくまれる。入力過程を録画した映像を再生チェックし、データベース化し、先行研究から集積したデータは570名分になった。 二言語話者は日本語学習者としての自己を肯定的に評価している者がおおい一方で、実際に日本語の運用能力がたかい、という事実は確認できなかった。 2007年11月に、中国吉林省長春市東北師範大学赴日留学生予備学校に出張して、朝鮮語・北京語二言語話者日本語教師に対する面接調査をおこなった。満州国傀儡政権時代に初等教育をうけ、朝鮮語・日本語二言語話者になり、のちに日本語教師になった資料提供者から貴重な情報をききだし、報告書に収録した。 2008年3月に、日本教育工学会研究会で、日本語キーボード入力に関する研究成果の一部を発表した。 2008年3月に、4年間の研究成果を収録した報告書を刊行し、関係各機関に配布した。
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Research Products
(2 results)