2006 Fiscal Year Annual Research Report
英語科教員養成における英語圏の文化的教養教育の意義と必要性に関する研究
Project/Area Number |
16520340
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Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
杉浦 正好 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (30235874)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
八田 玄二 椙山女学園大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (00238023)
野呂 忠司 愛知学院大学, 文学部, 教授 (40218376)
南 隆太 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (60247575)
ロビンズ アントニー 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (80324466)
ライアン アントニー・ジェラルド 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (30345938)
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Keywords | 教員養成 / ベトナムの英語教育 / 現職教育 / 小学校英語教育 |
Research Abstract |
(1)研究プロジェクト2年目の成果を中部地区英語教育学会和歌山大会(平成18年6月25日)の「課題別研究プロジェクト」において八田玄二が代表して発表した。 (2)研究代表者の杉浦正好と研究分担者八田玄二の2人は平成19年3月2日より9日までベトナムのホーチミン、ハノイ、バクザン省に赴き、下記の実地調査を実施した。(a)ホーチミン市英語学校(私立)を訪問し、英語教育についての意見交換を行った。(b)JICAハノイ事務所より、バクザン省教育改革プログラムの概要について説明を受けた。(c)ハノイ教育大学を訪問し、英語教育担当教員4人と、両国における英語教育に関わる諸問題(小学校英語教育、現職教育、大学における教員養成など)について意見交換を行った。(d)ハノイ教育大学附属中学校、バクザン省の小学校と中学校の英語授業を参観し、ビデオで収録した。授業後に、各校の英語担当教員と意見交換を行った。(e)ホーチミン市やハノイ市郊外で中学生や大学生にインタビューを実施し、中学校の英語カリキュラムや生徒の英語運用力などのデータを得た。また、現地の小・中学校で辛化プレゼンテーションを実施し、現地の人々との親密な関係を築き、より率直な意見を引き出すことができた。 (3)ベトナムの英語教育実践と教員養成の実情を検討することにより、日本の現状を考察し、英語教員養成に必要な教養を明確にしようとした。現地調査の成果の検討と併行して、研究分担者により、英語教員に必要な教養科目内容の検討と教材資料の作成をしている。またベトナムの英語教育実践に関する報告を基にして、英語教員に求められる資質について議論を行い、具体的なカリキュラムを作成している。 (4)第3年目の研究成果を「日英・英語教育学会(名古屋研究会)」(平成19年5月12日)において、発表の予定である。
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Research Products
(1 results)