2006 Fiscal Year Annual Research Report
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16520470
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| Research Institution | Tsuruga Junior College |
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Principal Investigator |
網谷 克彦 敦賀短期大学, 日本史学科, 教授 (60249175)
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| Keywords | 後氷期適応 / 森林資源 / 木製遺物 / 低湿地遺跡 / 植生環境 / 木工技術 |
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| Research Abstract |
本年度は当初、過去2ヶ年に収集した文献等に加え、関連文献を日本国内において可能な限り収集し、そのデータ化を予定したが、その作業過程で日本の縄文時代と比較研究するには、あまりにも資料が稀少であることが明確となり、その要因は低湿地遣跡の性格によるものと考えた。そこで比較研究のべースを保証するものとして、実地の遺跡踏査が不可欠であると考え、西ヨーロッパの先史時代の森林資源利用に関する研究が比較的進んでいるアイルランド中央部泥炭地とイングランド西南部泥炭地の遺跡踏査に本年度主要調査テーマを変更した。併せて、前年度からの継続として北米・フロリダ半島の低湿地遺跡のデータを収集した。
1.アイルランド泥炭地遺跡の踏査と情報収集(2006年8月24日〜9月8日)
<踏査地>シャノンブリッジ付近泥炭地、ブラックウォーター泥炭地・ビジターセンター、クロンフィンロッホ遺跡、コーレー泥炭地・コーレー木道遺跡ビジターセンター、ロングフォード南郊泥炭地
<博物館施設>国立考古学博物館、自然史博物館、アルスター博物館
2.イングランド南西部泥炭地の踏査と情報収集(2007年2月15日〜2月26日)
<踏査地>サマーセット・レヴェルズ泥炭地遺跡群、グラストンベリー・レイク・ヴィレッジ遺跡、グウェン・レヴェルズ低湿地遺跡一帯
<博物館施設>サマーセット・カウンティー博物館、グラストンベリー・レイク・ヴィレッジ博物館、ピート・ムーアズ・センター、ウェールズ国立博物館
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Research Products
(1 results)
