2006 Fiscal Year Annual Research Report
わが国での学校ソーシャルワーカー配置に向けた調査研究
Project/Area Number |
16530373
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Research Institution | Fukuoka Prefectural University |
Principal Investigator |
門田 光司 福岡県立大学, 人間社会学部, 教授 (50269081)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 庸裕 福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (70226538)
大崎 広行 目白大学, 人間社会学部, 助教授 (10291858)
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Keywords | 学校ソーシャルワーク / 学校ソーシャルワーカー / 不登校 / 児童虐待 / 非行 / 引きこもり / 生徒指導 / 教育相談 |
Research Abstract |
本年度は,以下の研究を実施した. 1.The 3^<rd> International School Social Work Conferenceでの報告と情報収集 2006年9月25日〜28日に韓国・釜山大学を会場校として開催されたThe 3^<rd> International School Social Work Conferenceに出席し,研究代表者がゲストスピーカーとして日本の学校ソーシャルワークの動向と展望について報告した.大会には12カ国の研究者・学校ソーシャルワーカーが参加し,各国の実践報告と情報交換を行った. 2.日本学校ソーシャルワーク学会の設立及び全国大会開催研究誌の刊行 今回の科学研究費での研究成果を基盤に学校ソーシャルワークの研究を発展させるため,2006年3月18日に「日本学校ソーシャルワーク学会設立準備シンポジウム・学会設立総会」を開催した.このシンポジウムでは今回の科研費での研究成果として,カナダ.トロント市における学校ソーシャルワーカー事業の調査研究成果及び大阪府教育委員会が実施しているスクールソーシャルワーカー配置事業の動向,熊谷市における特別支援教育体制整備の取組などの報告がなされ,日本での学校ソーシャルワーカー配置に向けた課題について論議を深めた. また,2006年11月4・5日には日本学校ソーシャルワーク学会第1回大会を目白大学を会場校として開催し,大会テーマ「日本の教育システムにおける学校ソーシャルワークの必要性と動向」に際し,The 3^<rd> International School Social Work Conferenceの報告に加え,わが国での学校ソーシャルワーカー派遣事業の動向を踏まえたシンポジウムや自由研究発表・課題研究が報告され,活発な論議が展開された.さらに,2007年3月に学会研究誌「学校ソーシャルワーク研究」を刊行した. 3.研究成果の刊行 研究課題「わが国での学校ソーシャルワーカー配置に向けた調査研究」の研究成果を報告書としてまとめ,2007年3月に刊行した.
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Research Products
(6 results)