2004 Fiscal Year Annual Research Report
教員養成モデル「コア・カリキュラム」のプログラム化と実践方策に関する研究
Project/Area Number |
16530488
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Research Institution | Hokkaido University of Education |
Principal Investigator |
倉賀野 志郎 北海道教育大学, 教育学部・釧路校, 教授 (40113667)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高嶋 幸男 北海道教育大学, 教育学部・釧路校, 教授 (70150654)
岡嶋 恒 北海道教育大学, 教育学部・釧路校, 教授 (80169101)
奥山 洌 北海道教育大学, 教育学部・釧路校, 教授 (90002708)
玉井 康之 北海道教育大学, 教育学部・釧路校, 助教授 (60227262)
諫山 邦子 北海道教育大学, 教育学部・釧路校, 助教授 (70167732)
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Keywords | 4年間 / カリキュラム / へき地校実習 / 不登校生徒支援 / 地域行事支援 / 通学合宿 / 研究課題実習 / 青少年科学館 |
Research Abstract |
従前のカリキュラム構成に加えて、当該研究期間にいて、下記の研究成果を得ることができた。 (1)へき地実習を、従前の3校(標津を中心に)に加えて、へき地実習委員会の支援も含めて、標茶・鶴居でのへき地実習を増やして実施した。 (2)また、へき地実習校を新たに根室・羅臼にも拡大する計画を、教育委員会とも連携して策定した。 (3)標津での通学合宿を継続して実施するとともに、新たに本別での支援先も策定した。 (4)不登校生徒支援を中核とする実験学校を夕張校から月寒校の移転に伴う体制を安定的に確定した。 (5)日本教育学会と日本教師教育学会の二つの大会で、これらの成果を発表した。それらの発表タイトルは次のようなものである。 ・学生自ら企画・立案を試みる"実験学校"での実習の意義(日本教育学会:2004年8月)、 ・多様な体験・実習と講義とを連携させた4年間のカリキュラム体系(日本教師教育学会:2004年9月) 4年間のカリキュラム構成を考えるに当っては、大学内での講義・演習と、地域等での実習・体験活動との連携が重要であると考えている。今回は、とりわけ2年段階の通学合宿、3年の主免許対応の実習以降のへき地実習や不登校生徒支援の異なるをキータームとする実習体験も重視した。 これらの研究成果と直接的に対応するわけではないが、これらの活動を基礎とする地域や自然とのかかわりとなる北の川探検隊も1年間に渡って活動することとなっており、地域/自然とのかかわりの広がりが深まり・広がりつつあると考える。 今後の研究課題としては、へき地実習当に繋がる2年段階での地域行事との運動会・学芸会支援等の基礎的な活動機会を増やすことと、地域教材等の整理していくことと、それに対応する4年段階の研究課題に対応する研究実習が新たな課題となりつつある。
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Research Products
(4 results)