2004 Fiscal Year Annual Research Report
教室内コミュニケーションの比較研究-「自己表現できる日本人」を育てるために
Project/Area Number |
16530520
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | The University of Shimane |
Principal Investigator |
川中 淳子 島根県立大学, 総合政策学部, 講師 (50294509)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江口 真理子 島根県立大学, 総合政策学部, 助教授 (00269523)
WHITE Sean Allan 島根県立大学, 総合政策学部, 講師 (00326406)
STEPHEN Henneberry 島根県立大学, 総合政策学部, 講師
清 ルミ 常葉学園大学, 外国語学部, 教授 (60308682)
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Keywords | 教室コミュニケーション / 日米比較 / 学力低下 / 学習支援 |
Research Abstract |
今年度は、特に文献展望から研究をはじめた。 2004年12月10日に島根県立大学で、教室内コミュニケーションについての講演、研究報告、討論からなる研究会を開催した。講演は、講師が共同研究者のミッシェル・ユディッチであり、演題は「Classroom Communication : Strengths from Past and Challenges for the future」であった。研究報告は、各研究分担者と研究代表者が行なった。江口真理子は、「日本における教室コミュニケーション研究の現状」を報告した。ホワイト・ショーン・アランとスティーブン・ヘネベリーは「Perspective on Japanese classroom communication : Different games, different rules?」を報告した。川中淳子は「日本における中学生のコミュニケーションの特徴-時代や場面による差異-」を報告した。 2005年2月22日には島根県立大学で、講師に島根大学教育学部教授足立悦男氏を招き、講演会を実施した。演題は「国語科教育法におけるコミュニケーション能力の教育法」であった。 2005年3月9日には、江口真理子と川中淳子が、中四国大学精神衛生・学生相談研究会(島根県松江市・松江テルサ)で、島根県立大学における学生相談の現状を報告した。 また、ホワイト・ショーン・アラン、江口真理子、川中淳子、スティーブン・ヘネベリーの共著で「Addressing declining academic skills among Japanese college and university students: Are study support service the answer?」を島根県立大学総合政策学部紀要『総合政策論叢』第9号(2005年3月)に執筆した。
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Research Products
(1 results)