2005 Fiscal Year Annual Research Report
教室内コミュニケーションの比較研究-「自己表現できる日本人」を育てるために
Project/Area Number |
16530520
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Research Institution | The University of Shimane |
Principal Investigator |
川中 淳子 島根県立大学, 総合政策学部, 助教授 (50294509)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江口 真理子 島根県立大学, 総合政策学部, 助教授 (00269523)
WHITE Sean Allan 島根県立大学, 総合政策学部, 助教授 (00326406)
STEPHEN Hennebery 島根県立大学, 総合政策学部, 嘱託講師 (30405477)
清 ルミ 常葉学園大学, 外国語学部, 教授 (60308682)
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Keywords | 教室内コミュニケーション / 日米比較 / 学力低下 / 学習支援 |
Research Abstract |
2005年12月9日、10日に島根県立大学交流センターで、「語学教育の実践と教室内コミュニケーション」と題して韓国蔚山大学校人文大学との共同研究会を開催した。両大学の語学教育関係者、コミュニケーション研究者、心理学者ら10名が、指導上の工夫点や課題について報告し、議論を深めた。本研究会の最大の成果は、コミュニケーション能力の育成をキーワードとする新たな人的ネットワーク作りができたことである。また、日本も韓国も共通の外国語教育やコミュニケーション教育の問題があることが共通認識となった。 2006年1月13日には島根県立大学内で、講師にとして京都大学高等教育研究開発推進センター助教授の大山泰宏氏を招き「教室内コミュニケーション研究会」を行った。演題は「学びにつながる大学授業のコミュニケーション」であった。この会では、島根大学医学部特別協力研究者の大谷みどり氏も招き、「アメリカの小学校におけるコミュニケーションのあり方-文化人類学の視点から-」と題しての研究報告があった。 2006年3月には、研究代表者川中淳子と研究分担者江口真理子が、アメリカ合衆国カンザス州への視察・研究旅行を行った。まず、本研究の海外共同研究者でカンサス州立大学ライティングセンター所長ユディッチ教授と面会し、研究の方向性を確認した。そして、学生への教育や支援について議論を深めることができた。視察をしたのは、カンサス州立サウスウェスト中学校の訪問、ジョンソン・カウンティ・コミュニティー・カレッジ、カンサス州立大学であった。
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Research Products
(11 results)