2005 Fiscal Year Annual Research Report
在外教育機関に学ぶ日本人高校生のキャリア意識-日本で育つ青少年との比較-
Project/Area Number |
16530557
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Research Institution | National Institute for Educational Policy Research |
Principal Investigator |
岩崎 久美子 国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (10259989)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
相良 憲昭 京都ノートルダム女子大学, 学長 (90170620)
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Keywords | インターナショナル・バカロレア / IBディプロマ・プログラム / インターナショナル・スクール / 国際学校 / キャリア意識 / 高校生 |
Research Abstract |
平成16年度に引き続き、同じ研究枠組みで継続して調査を実施した。 1.インタビュー調査の実施 海外研究協力者であるパリ国際学校(フランス)石村清則教諭らの協力により、現地にて下記調査を実施した。 1)実施日時:平成17年9月 2)実施対象校:パリ国際学校(フランス)、アムステルダム国際学校(オランダ)、デュッセルドルフ国際学校(ドイツ) 3)対象者:インターナショナル・バカロレア(IB)ディプロマ・プログラム受講を希望する12年次生(パリ国際学校15名、デュッセルドルフ国際学校7名、アムステルダム国際学校3名、合計25名) *昨年度からの追跡調査であるが、パリ国際学校1名、アムステルダム国際学校1名、合計2名帰国 4)インタビュー調査内容:半構成的面接法、IBコースの印象、取得科目、大学進学希望先、将来の希望職種などキャリア意識、日本人意識、日本と現地の生活等について一人あたり1時間程度聴取 *上記をテープ起こしし、分析資料の作成 2.国際学校12年次生対象質問紙調査 ・IB取得科目、IBで身につく資質・技能、大学進学後のキャリア、日本人意識、日本社会についての意見などからなる質問紙を作成し、平成17年6月卒業の12年次生に各学校から配布してもらい回収 *上記のデータ入力・整理 3.卒業生(日本滞在者)調査 上記3学校の教諭の推薦により、昨年の6名に続き、高校卒業後10年程度経過者2名(男子1名、女子1名)を対象に、在学生と類似のインタビュー調査(1.参照)と質問紙調査(2.参照)を追加実施 4.国会会議録検索システムによる資料作成 昭和20年8月15日〜平成17年12月16日間のすべての会議録で「バカロレア」で検索しヒットした50件のうちフランス国バカロレア17件を除き収録。国会でのインターナショナル・バカロレアの議論の推移を4つに分類し資料を作成した。
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