2004 Fiscal Year Annual Research Report
コミュニケーション能力を重視した国語科教育とPBLとの関係
Project/Area Number |
16530613
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Research Institution | Okinawa National College of Technology |
Principal Investigator |
望月 謙二 沖縄工業高等専門学校, 総合科学科, 教授 (30370068)
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Keywords | コミュニケーション能力 / Process-based Learning / Problem-based Learning / Project-based Learning / チーム / リーダーシップ |
Research Abstract |
課題に対する主な研究実績を列挙すると以下のようになる。 1、全国大学国語教育学会で研究発表(平成16年5月30日) 沖縄工業高等専門学校がPBL形式の授業をPBL1(Process-based Learning)・PBL2(Problem-based Learning)・PBL3(Project-based Learning)と定義し、平成16年度の授業から実践を重ねつつあることを紹介。PBL形式の授業とコミュニケーション能力との関係について文献上明らかにしたことを発表した。 2、スタンフォード大学日本センターにて資料収集(7月13日) アメリカのスタンフォード大学においてPBL形式の授業に取り組み、大中逸雄氏と共同研究を実施したMr.David M.Cannonの紹介を受ける。 3、大阪産業大学大学院工学研究科大中逸雄教授と研究打ち合わせ(7月14日) 大阪大学・大阪産業大学において、積極的にPBL形式の授業を取り入れてきた大中氏から、コミュニケーション能力を育成するにあたっての留意事項を取材。チーム作りの重要性について示唆を受けた。 4、「月刊国語教育研究」No.388に「新たな視点から国語科教育を捉え直す」を発表(8月10日) 国語科教育にこれまでなかった視点として、理科系の教育方法の導入を説き、PBL形式の授業を紹介した。 5、鳥取環境大学において、授業「プロジェクト研究2・4」の参観、戸倉信樹教授と研究打ち合せ(1月20・27日) 実際の授業を参観することで、教員がどのようにチームへのアドバイスをすべきかを明確にできた。 6、東京都立科学技術大学福田収一教授と研究打ち合せ(2月14日) 東京都立科学技術大学とスタンフォード大学との共同研究で、学生がどの様に授業に参加しコミュニケーションを行っていたかを取材、日米の学生の考え方の違いを克服することの重要性が指摘された。 7、教育実践について 沖縄工業高等専門学校の国語の授業における実践により、コミュニケーション能力の育成のためには、チーム作り・リーダー育成の重要性が明らかになりつつある。
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Research Products
(1 results)