2005 Fiscal Year Annual Research Report
コミュニケーション能力を重視した国語科教育とPBLとの関係
Project/Area Number |
16530613
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Research Institution | Okinawa National College of Technology |
Principal Investigator |
望月 謙二 沖縄工業高等専門学校, 総合科学科, 教授 (30370068)
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Keywords | PBL / コミュニケーション能力 / チーム / 表現 |
Research Abstract |
課題に対する主な研究実績を列挙すると以下のようになる。 1、京都女子大学宗教・文化研究所の「研究紀要」に、「表現領域への一考察--社会学的見地から」という論文を発表した。(雑誌は平成17年3月発行となっているが、実際の発行が5月以降になったため、前年度の「研究実績」「研究発表」には入れていなかった。本年度の欄に記入させていただく。)コミュニケーション能力の育成に対する社会からの影響を、雑誌「月刊Keidanren」の巻頭言を取り上げることで明らかにした。 2、雑誌「高専教育」に「PBL形式を導入した国語科の授業について」という論文を発表、PBL形式を導入した国語の授業実践の紹介とその留意点を明らかにした。特に、チーム編成上の留意点やリーダー育成に関する問題点に言及した。 3、平成17年度九州沖縄地区国立工業高等専門学校教員研究集会において、「沖縄高専におけるPBL教育について」と題する特別講演を実施、沖縄高専におけるPBL導入の経緯、授業実践の紹介、全学で取り組む時の問題点、これからの課題等を明らかにした。なお、講演の内容を文章化し報告集にまとめた。 4、大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻で実施されている「製品開発設計演習」の授業を参観、担当教員の藤田教授からPBL実施に伴う問題点等を教授していただき、沖縄高専での授業実践や研究に生かした。 5、大阪大学大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻で実施されている「創成工学演習」の授業を参観、担当教員の安田教授からPBL実施に伴う問題点等を教授していただき、沖縄高専での授業実践や研究に生かした。
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Research Products
(3 results)