2006 Fiscal Year Annual Research Report
衛星重力ミッションのコサイスミック重力及びジオイド変化へ応用に関する研究
Project/Area Number |
16540377
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
孫 文科 東京大学, 地震研究所, 助教授 (10323651)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大久保 修平 東京大学, 地震研究所, 教授 (30152078)
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Keywords | Dislocation / 球形地球 / 地震断層 / 衛星重力ミッション / 地殻変動 / 変位 / 重力 / ジオイド |
Research Abstract |
本研究は主に理論的な研究を行った: 1.重力衛星によるCo-seismicジオイドと重力変化を検出できるかという問題も調べた。この研究には、重力衛星の空間解析度を考え、空間で観測できるco-seismic変形を研究した。衛星重力データからDislocation Love数を計算する方法を提案した。 2.球体(均質球と成層構造球)に関するCo-seismic歪変形理論を提出した。半無限体に対する計算された結果の比べによって、曲率と成層構造の影響が定量的に調べた。この影響が非常に大きいことが分かりました。 3.2002年北海道大地震によって生じる重力変化は世界で初めて超伝導重力網で検出された、しかも、孫・大久保の球体地球Dislocation理論で計算された理論値と一致した。 4.2004年スマトラ大地震によって生じる変位・重力・ジオイド変化についても調べた。これらの研究成果を日本地学関連合同大会、測地学会、AGU, GGSM2004、 Dynamic Planetなど国際・国内会議で発表しました。同時に、これらの成果を9篇の論文にまとめてJournal of Geophysical Research、 Geophysical Research Letter、 Scienceなど雑誌に発表されました
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Research Products
(4 results)