2005 Fiscal Year Annual Research Report
翼列間干渉のもとでの翼列フラッタおよび発生騒音に及ぼす吸音ダクト壁効果
Project/Area Number |
16560165
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Research Institution | Sojo University |
Principal Investigator |
難波 昌伸 崇城大学, 工学部, 教授 (50037735)
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Keywords | 空力音響学 / 非定常空気力学 / 空力弾性学 / 翼列 / 吸音壁 / 二重反転翼列 / 翼列干渉 / 騒音 |
Research Abstract |
翼列フラッターに対する前後の隣接翼列の影響を同時に考慮するために、3列の翼列の非定常揚力面理論を展開し、振動する翼に働く空気力を計算するプログラム作成とコード化を行った。更に数値計算を実施して検討を行った。 ファン動翼列の粘性後流と後置静翼列との干渉において、動翼列と静翼列との音響的干渉を取り入れないで静翼列に働く非定常空気力をCFD-NSコードによって計算し、その上で、動翼列と静翼列との音響的干渉による付加的擾乱項を非定常揚力面理論解析手法で計算するハイブリッド法が考えられる。このハイブリッド法の定式化を行い、プログラム作成とコード化を行った。更に数値計算を実行して検討を行った。 これらの成果は2006年9月にモスクワで開催される第11回ターボ機械の非定常空気力学、空力音響学及び空力弾性学の関する国際シンポジウム(ISUAAAT2006)にて発表予定である。
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Research Products
(3 results)