2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16560357
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
藤村 茂 早稲田大学, 大学院・情報生産システム研究科, 助教授 (00367179)
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Keywords | 経営システム工学 / 生産システム / 生産管理 / 生産スケジューリング |
Research Abstract |
本研究の目的は,日常の生産スケジューリング操作を通じて立案手法を習得する自己構築型の生産スケジューリングシステムを構築することである.従来のシステムでは,システムを利用する前に,スケジューリング業務で利用されるマスター情報やスケジューリング手法をシステム上に初期設定する必要がある.そこで,これらの情報を初期設定する必要なくシステムを利用することができる仕組みについて研究を行う.昨年度までに,紙面上のガントチャートによる生産スケジューリング業務を模擬したガントチャートインタフェースシステムの開発を行った.本年度は,種々のプロセスのスケジューリング業務に対してこのシステムを適用し評価を行った.この評価を通じて,マスター情報を抽出するメカニズム,立案手法の手順を学習するメカニズムについて検討を行った.具体的には,本ガントチャートインタフェースシステム上で,作業と呼ばれるスケジューリング対象(生産に関連する処理を行う単位)の操作,作業間の関連を意識した時間移動操作などの履歴情報から有用な情報を自動抽出し構築することを可能にする仕組みを検討した.この機能は,生産プロセスの物理的な知識を自動構築するというスタンスとは異なり,種々の形態のスケジューリング手法に適用するために,ガントチャート上の幾何学的な情報を抽出し構築する概念に基づいて実現している. 本研究成果は,国際会議ICPR(the 18th International conference on Production Research),日本学術振興会プロセスシステム工学第143委員会平成17年度第4回研究会にて発表を行った.
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Research Products
(4 results)