2006 Fiscal Year Annual Research Report
回復期リハビリテーション医療に適した患者の環境整備に関する研究
Project/Area Number |
16560562
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Research Institution | National Institute of Public Health |
Principal Investigator |
筧 淳夫 国立保健医療科学院, 施設科学部長 (30370951)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 由起子 国立保健医療科学院, 施設科学部・主任研究官 (40370952)
上野 淳 首都大学東京, 都市環境学部, 教授 (70117696)
齋藤 芳徳 茨城大学, 教育学部, 准教授 (40330641)
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Keywords | 病院 / 病棟 / 回復期リハビリテーション / ADL / 入院環境 / 車いす |
Research Abstract |
本研究では回復期リハビリテーション病棟のおける入院患者の生活環境と生活実態、医療スタッフのケア内容とその成果、そして回復期リハビリテーション病棟の運営状況などを明らかにすることを目的として、多角的な視点から以下に示す大きく5つの調査研究を実施した。 1.回復期リハビリテーション病棟の実態を明らかにする全国アンケート調査(毎年1回ずつ計3回) 毎年同様の調査を実施することにより回復期リハビリテーション病棟の経年的変化と継続的に抱えている問題点を明らかとした. 2.入院患者のADL変化に関する詳細なアンケート調査 入院から退院までの患者のADLを継続的タイムスタディ調査により詳細に追跡ることにより患者の行動能力や行動範囲の変化のパターンと明らかとした. 3.入院患者の生活実態を明らかにする観察調査 入院から退院までの患者のADLの変化をアンケート調査により把握し,患者が回復してゆくプロセスを疾病別に明らかにした. 4.回復期リハビリテーション病棟における調整式車いすと患者の自立に関するアンケート調査 調整式車いすを回復期リハ病棟の患者に導入し,継続的にアンケート調査をおこなって患者の自立度に与える影響について考察した。 5.病室内レイアウトと患者の患者の麻痺側に関するアンケート調査 療養環境を高めるためにベッド配置を固定化させた病院と、ベッド配置に自由度をもたせた病院を対象に、麻痺側に適ったベッド配置とトイレ利用がどの程度なされているのかについて詳細な調査を行い,入院環境の設定について方法について検討した.
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