2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16560697
|
Research Institution | Tokyo University of Marine Science and Technology |
Principal Investigator |
樊 春明 東京海洋大学, 海洋科学部, 助手 (10311664)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
樊 春明 東京海洋大学, 海洋科学部, 助手 (10311664)
北條 晴正 (株)ライフセンサー, 取締役 (20377071)
宮本 佳則 東京海洋大学, 海洋科学部, 助教授 (80251685)
|
Keywords | ユビキタス / 無線タグ / ウェブサーバ / ベースエージェント |
Research Abstract |
初年度となる平成16年度は、位置監視サブシステム、無線通信サブシステムおよびユビキタスネットワークの調査を実施した。 (1)位置監視サブシステム a.当初計画したUWB利用の位置監視は、国内電波法上実験の目途が立たず超音波IDタグ使用に変更した。これも試作コスト見積もりが大幅に予算を超過したため結局、無線タグを使用した位置監視の可能性について、陸上実験により検証した b.タグセンサーからタグ情報をイーサーネットを通してユビキタスサーバへ転送するネツトワークプログラミングの試作を完了した。 現時点では実験用設備として基本的な部分を完了した段階である。 (2)無線通信サブシステム a.特に測位サブシステムとの整合性を考慮した無線通信サブシステムの設計を完了した。 b.実験用ユビキタスサーバにおいて、ウェブサーバとデータベースエージェントに関し、ApacheとMySQLを使用してその構築を完了した。 c.PC端末での自動情報更新表示ブラウザの開発を完成した。 現時点では実験用設備として基本的な部分を完了した段階である。 (3)ユビキタスネットワークの調査 船舶関係者に対するヒヤリングの結果、現場での需要性が高いことを認識した。特に乗組員や乗客に関したセキュリティや管理などの分野において、ユビキタスネットワーク能力の発揮が期待されることが明らかになった。 船舶の実験については4月3日、本学練習船「海鷹丸」で打ち合わせを行い、4月末までに船舶上で第一回の実験を行う予定である。
|